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レゴ®シリアスプレイ®をワンコとできる日はいつか来るだろうか。

こんにちは。先日のACM2024の際に先輩ファシリテーターからパズルをもらいました。ちゃちゃっと作ってみたところ・・・ありがとうございます!

パグ✕レゴ。

バウリンガル。

長年ワンコと過ごしています。子供の頃にはマルチーズ。そのあとは雑種のワンコ。結婚してからはボストンテリア。そして今は黒パグ。人生常にワンコがそばにいてくれました。人間との付き合いがあまり上手くないだけにワンコとの生活は本当にありがたいです。自分自身が戌年生まれだからかも。

そんなワンコと話せたらいいのに・・・といつも思っています。以前はバウリンガルとかいうアプリケーション?ガジェット?が存在していたかと存じていますが今はどうなっているのやら。意思の疎通はできているつもりではあるのですが、やっぱり会話というか対話というか、してみたいなと思います。

行き着く先の描き方。

自分自身、レゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーターとして、このワンコとの対話の終着点「一緒にレゴ®シリアスプレイ®ワークショップを実施することは可能なのか」について思いを馳せてしまいます。賢いワンコのなかにはボールを持ってきたりすることもできるし、可能性を感じてしまう。

しかしながら大事なのはモノを作るという過程よりも、同一の空間で同じ目的を持ってワークショップがおこなえるか、というところ。その点で同じ認識下に身を置けるか否か。そこに焦点があるような気がしています。気持ちが通じ合っているかどうかだけでなく、まさに行き着く先の描き方ですね。

終わりを思い描くことから始める犬。

ユヴァル・ノア・ハラリのサピエンス全史でもっとも印象に残っている言葉がまさに行き着く先の描き方。人間に備わっている「虚構を信じる力」が動物と決定的に違うのだという点こそが、レゴ®シリアスプレイ®であれ7つの習慣であれ、未来を描き出す力の源となっているのだろうなと感じます。

7つの習慣ではこんな言葉で書かれています。

人間を人間たらしめているのは、感情でも、気分でもない。思考ですらない。自分の感情や気分や思考を切り離して考えることが、人間と動物の決定的な違いである。

スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣 人格主義の回復」
「第1の習慣:主体的である」 パーソナル・ビジョンの法則 より引用

ワンコになったことがないのでわからないが、これだけテクノロジーが発達した今、終わりを思い描くことから始める犬が誕生しないこともない、と思うべきか、それとも生物の進化とはそういうものではないのか。そういうものを通り越したとしても、ワンコとのワークショップはおこなってみたい。

虚構が未来を描く。そのためのレゴ®シリアスプレイ®。

その観点から考えるとすれば、人間の類まれなる能力を活かさない手はないなと思います。特にレゴ®シリアスプレイ®では極端な未来を描き、3Dで表出された世界をシュミレーションしていくアプリケーションがある。極端な未来がやってきたときに自分はどう立ち向かうのかを考えていくわけです。

極端な未来が起こった際のカオスな盤面。

混沌とした世界を見定めて、次の手を考えていくことができるのも人間の持ち合わせる能力であることをレゴ®シリアスプレイ®メソッドは教えてくれます。作品同士の距離感、作品と作品の関係性を真剣に遊んでいくからこそ、動物には持ち得ない虚構が生まれ、そこに未来が描かれるのだと思います。

最後に。

いや、本当にワンコとレゴ®シリアスプレイ®をおこなう日がやってこないかと心待ちにしています。そのときが来るまで、イメージトレーニングでもしといてもらいましょう。

認定書とマニュアルとワンコ(二歳時、若い)。

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