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レゴブロックと「乗り越える勇気」。

こんにちは。今、北海道に来ています。夜ともなるととてつもなく涼しい。ありがたいです。


ワークライフバランスには勇気が必要。

ひとりで考える時間を取ることが難しい現代。丸一日自分のことだけを考えるなんて可能なのだろうかと時々思います。誰にでも24時間という時が与えられており、その限られた中でワークライフバランスを保つ「勇気」や乗り越える「勇気」が必要だろうな、と生きていてつくづく感じます。

そんな、考える空間を作りたいと思い、「7つの習慣セルフコーチング」をレゴ®シリアスプレイ®で実践するプロトタイプを開発しています。やはりレゴブロックは柔軟で感受性が高く、自分自身を見つめ直すための素晴らしい道具ですね。ますます「7つの習慣」との相性の良さを思い知ります。

ここで、なぜレゴブロックなのか。

ですが「なぜ7つの習慣をレゴブロックで表現するのか」を説明しないと始まらない気がします。ひとつは子供の気持ちになってみて素直に自分自身を表すことができること。アンラーンというか固定観念を捨て去り、再新再生をすることによって、新たな自分が作られる可能性があるのです。

もうひとつは「三次元」。直感を信じて何かを考える、と言っても、二次元上で描くものには限界があります。しかもより複雑な表現はとてつもなく難しい。そこで、子供の頃から馴染みのあるレゴブロックを使うことで、チャレンジレベルとスキルレベルの均衡を保ちながら、より高みを目指せます。

ミハイ・チクセントミハイの「フロー理論」

たった4つ。されど4つ。

では実際にレゴブロックを利用して7つの習慣を表現していきたいと思います。以下のように1✕4のレゴブロック4色を準備してみます。たった4つのブロックに意味付けをしてみます。自覚(桃)、想像(青)、良心(緑)、意志(赤)。この4つのブロックで「自分自身のあり方」を組み立ててみます。

1✕4のレゴブロック4個

いきなりそう言われても、簡単には作ることはできない…ことはないのです。スキルとしてはポッチにレゴブロックを差すだけ。あとは自由に組み立てていくだけなので非常に安心安全な作業です。そして、どういう順番でもどんな形状でも自分自身のあるがままに表現していくことができます。

人間が持つ「表現の可能性」なのだから。

今の気持ちを素直に表してみるとこんな形になりました。

自分自身のあり方を表現

良心が一番根っこにありその上に意志が存在している。更には自覚と想像が縦に組み合わさっている。作品から説明するとすれば「どんなときでも良心が根底にあり、意志の力が自覚と創造を司っている。このふたつは良心と意志の枠を両サイドに飛び越えて自分を出したいと思っている」です。

どうでしょう。単純に言葉で「自分自身のあり方とは?」と問われたときにここまでの回答を見いだせるでしょうか。無意識に作っていくからこそ、そこから導かれていき、思ってもみなかった表現が飛び出す可能性を人間は持っています。手の力を信じる。それがレゴ®シリアスプレイ®なんです。

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ワークライフバランスに勇気がいるように、レゴ®シリアスプレイ®を組織やチームに取り入れるにも相当の勇気が必要です。「遊んでんじゃねーの?」「そんなの意味あるんですか?」を堂々と乗り越える勇気。そんなものを持てる、立派な大人になりたい。

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