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ファシリテーターの本当の能力、それは。

こんにちは。日々学びの時間を取るようにしています。いつでもどこでも学べる環境があるのはありがたいですね。


コミュニティでの学ぶ機会。

レゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーターのコミュニティでは数ヶ月に一回のペースで学ぶ機会が提供されています。もちろんファシリテーターそれぞれに得意分野があり、その事例をもとに参加者全員で対話するという場が存在しています。これは本当にありがたい環境でもあるなと感じています。

個人的にも一度プレゼンテーションをおこなう場面がありました。そこで話したのは「コミュニティはいつでもどこでも誰にでも生み出せる」ということ。今回の学ぶ機会でも興味深い話を聴くことができてとても嬉しい。ときには聞き専にもなってしまいますが自分自身の内省にとても役立ちますね。

2023年4月におこなったプレゼン資料の抜粋

チームや組織の前にまず自分。

そんなコミュニティの作り方として自分自身が大事にしているのは「自らがそのコミュニティの主となること」。これはなにもすべての権限と責任を持って立ち向かう、ということではなく簡単に言えば「当事者意識を持つ」に等しいと思います。何事もまず自分が動かなければ前に進まないということ。

「誰かが企画してくれたら参加する」という発想ではなかなか当事者意識に向かうことはできなくなりますね。毎回書いていることではありますが、まさしく7つの習慣における「主体的である」ことの象徴です。前にも「チームや組織の前にまず自分」と言いましたけど、ここからしか始まらないです。

トーマス・エジソンの言葉。

ではなぜその責任を担うことがそれほど難しいのか。それはやはり失敗への恐れなのだと思います。人間は多くの成功よりも一回の失敗に心が向いてしまう生き物でもありますよね。しかしながらうまくいくことよりもうまくいかないことのほうが圧倒的に多いのです。悩んでも仕方ないなと思います。

かの有名なトーマス・エジソンのこんな言葉もありますよね。「私は失敗したことがない。 ただ、一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」。かなり勇気づけられます。イチロー選手だっていくら調子の良いときでも10回に6回はヒットが打てないわけです。100発100中なんてありえないです。

レジリエンス。

特にレゴ®シリアスプレイ®ワークショップなんて失敗の連続です。経験のなかからその失敗を失敗と見せない力がついただけなんです。現場百遍じゃないですけど、ワークショップ100回実施したとしても、結局はその復元能力が高まるだけで、失敗をしないなんていうことは決してありえないですね。

そう思うとファシリテーターの本当の能力はレジリエンスなのかもしれません。ストレスボールのように握っても握ってもまた元の形に戻っていくアレのような強さが必要ですね。「失敗なんて失敗のうちには入らんわ」と笑い話してしまうのが正しい失敗の処方箋です。まずはやってみる、ですね。

最後に。

でも問題は同じ失敗を繰り返すことなのだと気づいていないことなんですよね。だから何度も痛い目に遭う(笑)こういう書籍もあるのか・・・。今度読んでみようかな。

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