見出し画像

「与える側」と「受け取る側」。

こんにちは。はやくも2024年の10日が過ぎてしまった。早い。それでも正月のおみくじ効果は出てきています。今日も仲間のちょっとしたサポートでものものすごく助かった。早速グッジョブマークを贈りました。


自分がそう思えばそうなんです。

結局のところ、紙の書籍、電子書籍、オーディオブック含めて2023年は179冊を読了しました。乱読すぎるやろー、と言われるかもしれないですが、これも自分の良さだと思うようにしています。どんなことでも自分がそう思えばそうなんです。今日だけは否定することを止めましょう(大谷翔平風)。

オーディオブック好きをすでに公言しているのでこの駄noteを読んでくださっている方はご存知かとは思います。今年に入ってから結構な数の本を聴いているのですが、そんなオーディオブックのサービス「audiobook」にこの本が追加されていたので、自分自身に照らし合わせてさっそく読みました。

「与える側」と「受け取る側」。

タイトルにある「自分の居場所がない」。これは我が身にもかなり突き刺さってきますね。心理的安全性とひとことでくくるのではなく、このようにより具体的に表現すると、かなり自分事と感じてしまう方も多い気がします。それはイコール世の中全体が「与える側」と「受け取る側」と考えるから。

心理的安全性という言葉も、言ってしまえば与える側の論理であり、それは「はい、準備しましたよ」と見えなくもない。もちろん受け取る側の論理に矛盾がある場合も相応に存在するとは思いますが、この歪んだ関係性をどう意識していくか、が、多くのヒントとしてこの書籍には書かれていました。

心理的安全性の呪縛に囚われて。

レゴ®シリアスプレイ®ワークショップを開始する前に必ず「今日のお作法」を10分くらいかけて説明をします。

これじゃなくて(笑)
こっちですね。

しかしながらよくよく思うと、なぜ?とか、なにを?とか、どうやって?とかがうまく説明できていないことに今さら気づきました。自分自身も心理的安全性の呪縛に囚われているのだな考えさせられてしまいましたね。ネット記事だけでは考えに及ばない、書籍で学ぶことの良さを改めて感じます。

ここにいてもいい。

とは言えレゴ®シリアスプレイ®メソッドがもたらす「居場所」の効果も同時に納得することができました。他にもワークショップ前に説明をしていく内容があるのですが、ある意味間違っていなかったのかなとも思います。そう考えればレゴ®シリアスプレイ®は「ここにいてもいい」の真の形かもです。

■子供の気持ちになる
■作りながら思考する
■考えて作る楽しさを体感する

自身のレゴ®シリアスプレイ®ワークショップドキュメントより抜粋

お互いが集合体感覚を持ち、ひとりひとりが自分という人間と向き合う場を構築すること。それが心理的安全性の場と言ってしまえるのかなとも思います。普段の仕事の立ち位置から少し離れて、全員が自分に対しての「与える側」と「受け取る側」になれる。そんなワークショップを開催したいです。

最後に。

ブックレビューでも書いたのですが、「怒っている人に接したときは『ああ、この人は困っているんだ』と思うくらいでいい」がすごくインパクト残っています。レゴ®シリアスプレイ®でも「ああ、この人はこんな作品を作りたかったんだ」で、作品と作品を話しさせるくらいがちょうど良いのかな。

この記事が参加している募集

#今日の振り返り

24,000件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?