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リスキリングってなんぞ

学生のころ、社会人になったらやることは仕事だと思ってました。
学生は勉強をし、社会人は働く。
でも実際は社会人も勉強しないといけなかった、と気づくのに少し時間がかかりました。
眼の前の業務を理解して自分で習得するための勉強や、会社や上司に求められて行った資格取得、などは新卒時からやってはいたんですが、それって業務遂行のために領域を深掘りする勉強なんですよね。
深掘りしていくこともめちゃくちゃ大切だし、強みを身につけるという点でやはり、一点集中でやり込んでいくというのは効果があると思います。
簡単に言えば特定分野の過去事例集を作り上げていく感じ。
同じ業界やスキルを活かして戦っていくのであれば、これはとても重要。
また、勉強の方面によっては過去から学ぶばかりでなく、新しいことを学ぶ場面もあると思うので、この視点から領域拡大することも勿論できると思います。

ただ、私の持ってるイメージだと、深く逆三角形のように掘っていく感じ…。生き字引の頼れる古株、みたいな…。自分自身、こういう勉強の仕方をメインでしていたので、得るものは多分にあったけど、領域拡張という意味では伸びない形での学びだったなと思います。

ここで、最近めちゃくちゃよく聞く「リスキリング」
意味:技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、新しい知識やスキルを学ぶこと
2020年のダボス会議で「リスキリング革命(Reskilling Revolution)」なんて言葉が出て、そこから流行に躍り出ましたよね。
冒頭で記載した学習もリスキリングの一環になるとは思うんですが、今の世の中の技術・ビジネスに適応出来るようになるための学び、となるともう少し新しい挑戦、という印象を持つ人もいるのではないでしょうか。

実際、定義されてる内容はをまとめるとこんな感じ。
・第4次産業革命に伴う技術変化に対応するためのスキル
・第4次産業革命に含まれるのはバイオ革命、ロボティクス、デジタルトランスフォーメーション(DX)
・その中でもDXが不可欠…結局デジタル系のスキル

なんだ、結局ずっと言われているDX化推進に必要なスキルや思考力ってことか。と、文字面だとあっさり聞き慣れた言葉に落ち着きました。

しかし難しいのはここから。
いくら定義されても、結局自分が何したらいいのかわからなくないですか?笑

じゃあ私は何をリスキリングしたらいいわけ…?と逆に悩むことになったのでした。笑

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