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ナイトタイムエコノミーの本質

先日、Newspics のTHE UPDATE「『夜の街』に必要な改革とは? 」を見ました。https://newspicks.com/movie-series/10/

この放送の中で、元東京都知事の猪瀬直樹氏が語っていて目から鱗だったのは、演劇や映画を見た後にミシュラン三ツ星の店がしっかり開いているか、食事をした後に演劇や映画を見ることができるかということであり、そこで語り合うからこそ文化が生まれるということでした。

我々、行政関係者はどうしても、このような「その人がタイムラインでどのうような行動をするか」という視点でコンテンツ群を見ることは忘れがちであり、21時に開いている○○の件数は何件みたいな件数だけを追いがちです。

ですが、重要なのは、観光客に対してタイムラインに沿ったコンテンツの連なりを通して、どのような体験や価値を提供できるか、であり、そこの満足度が低くなると旅全体の満足度も低くなるということです。

受入環境整備を行うときに、品質・ストーリーなども併せて考慮することが必要であり、従来の件数だけを追い求める手法は、もはや時代錯誤してきているのではないかと反省した放送でした。

P.S.ストーリーを追う形でコンテンツ開発を行うと、ナイトタイムエコノミーはとてもセクシーだなと思いました。エロという意味ではなく。

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