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[Tips]患者さんの退院をスムーズにするちょっとした工夫①

おはようございます。masaです。

タイトル通り、退院(転院)をスムーズに行うために、

気をつけていたこと、やっていたことをシリーズものとしてお伝えいたします。

主に医療者の方に向けてお伝えする内容になります。

私が一番気をつけていたこととしては

『いつまでに、どのようにして退院(転院)するか』

ということです。

え?これって当たり前? そうですよね。

しかし、その当たり前なことを気をつけていますでしょうか?


油断をするとすっぽり抜けることがありますので、経験を重ねてきた中では注意が必要です。

病院でプロトコルがあれば大体の退院目安があると楽なのですが、

ない場合はいわゆるスタンダードなものを調べる必要があります。

今ではGoogleの画像検索で「〇〇(疾患名) 入院計画」などで調べれば他病院の大体の流れが出てくるので参考にしてみるのもいいかと思います。


その病院のDrに聞いてみる、先輩に聞いてみるのが最も職場に沿った情報を得られるので聞いてみるのもいいですね。


実は大事な「どのようにして」です。

これは退院か、転院か、で大きく変わります。

歩行補助具だけで例を挙げると、

退院:車椅子?杖?介助あり?

転院:杖?ストレッチャー?車椅子?車に乗る?


一例を挙げましたが、これだけでも考えることは山ほどあります。

姿勢保持が可能か、耐久性はあるか、などなど。


経験がものをいってくるところですが、簡単に確認する方法があります。

それは「実際にやってみる」ということです。

<例>〜次の病院まで車で1時間近くかかる病院へ杖で車へ乗り込む〜

これを想定すると、

・病棟から玄関までの歩行

・車の段差の認知、昇降動作

・目的地までの座位の耐久性

最低限でもこれらが挙げられると思います。それを介入時に確認すればOKです。

座位の耐久については看護師さんや他のリハと協力すれば合算して評価をすることができますね。

そうなると他部署、他職種の理解や連携という視点が出ます(重要)が、今回は省略します。


最後にまとめると、退院をスムーズに行うには

・『いつまでに、どのようにして退院(転院)するか』を予想、想定する

・実際にやってみる


これらが大切になります。ぜひお役立てください。


お読みいただき、ありがとうございました。

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