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[名古屋戦]今は我慢の時。GAME2の起用法の意図 -第3節-

第3節。富山vs名古屋。
結果は68-94、74-99で富山グラウジーズは開幕6連敗となった。
点差もさることながら、富山らしく戦って負ける事さえ叶わない辛い試合が続いている。

富山のオフェンスは呼吸が合わず、中々結果に繋がらない。

さらにGAME2では疑問の残る采配もあった。

両日TOの多かったマブンガ選手を38分出し、逆にGAME1の後半に良い活躍をした宇都選手のプレータイムは13分に留まったのだ。

今回の記事ではこれらについて解説していく。


富山のセットオフェンスが上手くいかない理由

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1、準備してきたオフェンスの使い方

富山のセットオフェンスは噛み合っていないのが現状だが、真剣に準備をしてきている。
それはゲーム中に見られたいくつかのセットオフェンスからも伝わってきた。

しかしバスケットの試合において、最適解のプレーは常に変わる。

学校の試験のように、対策してきた問題がきっちり出題され、想定通りに得点になるとは限らない。

この試合ではそういう場面が何度も見られた。

ここではGAME2の1Q残り4:20の富山のオフェンスを例に説明したい。

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