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[琉球戦]富山のオフェンスに何が起こっているのか? -第9節-

第9節。富山vs琉球。
結果は66-91、69-80と悔しい連敗となった。

富山は今シーズン、クリエイトの部分で苦労している。
キャッチ&シュート型の選手を多く擁しているからだ。

クリエイトの部分が上手くいき、彼らの得点が伸びれば琉球や川崎からでも90点近く取る力がある。
しかし、その一方で不発に終わることも珍しくない。

故に富山のオフェンスにとってズレを作るきっかけである"クリエイト"の部分は重要である。

11月ではスミスが本来の姿を取り戻してこのクリエイト問題を解消したが、バイウィーク以降の彼は足の不調でDNPが続いている。

そして富山は再びクリエイト問題に陥った。

ー日本人選手達の攻め気が少ないのでは?
ーマブンガの負担が大き過ぎるのでは?

今節の試合を見て多くの人がこう感じたと思う。
私もそう思っていた。

富山のオフェンスに一体何が起こっているのか?
今回の記事ではこの点について解説する。


1、富山の日本人選手達はなぜ攻めないのか?

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富山が失敗するケースのオフェンスは非常に“見栄えが悪い”。

ホーンズ系のセットを多様する富山のオフェンスはボールがトップ〜45度付近のエリアを往復するばかりでコーナーや2ポイントエリアには中々移動しない。

ボールの移動距離も人の運動量も少ないのだ。

そして特にチャンスも生まれないままショットクロックが差し迫り、P&Rや1on1が行われるのは残り10秒前後からだ。

さらに、その多くはマブンガの苦しいアイソレーションに収束していく。
これが今の富山が陥りがちなパターンだ。

これらは私達に
「日本人選手達の攻め気がない」
という印象を与える。

しかし、実はそれは違う。
日本人選手達は攻めているのだ。

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