欲しがっているのは



頬の何処かに
そっと触れ
粉雪みたいに
溶けて消え行く位の
優しさ

時が経てば
それは
積もり
ボクを
埋め尽くす
優しさなんだ

きっと
君は
ボクが
どう感じているか
知らない
でも本当に
微塵にも
ボクの恋心は
感じないのかな?

徐々に
ボクを覆い尽くす
優しさに包まれ
ホントの恋を知る

でも
それは
ボクだけに
与えられた
優しさじゃないんだよね
君の言葉
君の心に触れる
全ての人たちに
分けた優しさ
どんなに
ボクが
君だけに
想いを寄せても
君は
ボクだけの
君にはならない

欲しがっているのは
頬の何処かに
そっと触れ
粉雪みたいに
溶けて消え行く位の
優しさ

ボクは
それだけで
構わない
君のそばに
いつまでも
居る事が出来るのならば

このまま
好きでいてもいい?

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