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男性社会について

相変わらず、ジェンダーに関する問題が(-_-;)
先日、この記事を読みました。

世の中、男性と同じぐらい女性もいるのに何で???ですよね。

2014年4月から3年間、東京で生活。
2017年4月に大分に戻ってきたけど、
もやもやすることが多すぎて萎える。

東京は私みたいな女性にとっては生きやすい、居心地のいい場所だったからか、いまは生きづらさを感じることが多い。

なにがおかしいと思うのか。
私なりに少し考えてみた。

「女性活躍推進」への取組

東京に行くことになったきっかけの一つには、担当の方が「女性」の採用を増やしたいとの想いが根底にあった。
(2014年、私が所属した課は他の課に比べると女性が多かった)

「女性」を採用し、育てる。

職場に女性が多かったこと
(スポーツ界にしては)
同じ課の管理職に女性がいたこと
男性の管理職の方も女性を育てる能力が高かったこと

いろんな理由はあると思うけど、
組織的が「女性を育てる」力が高く
仕事をする上では、居心地がよかった。
業務量はおそろしいレベルだったけど。

大分に戻ってきて、感じたこと。

「女性」を管理職にしたい、との想いがある人もいるけど、組織としてそのような仕組みがないし、女性の育て方を知らない。

だから、

女性に、男性社会の中に適応して、生き延びていくことを求める。


これってどうなんですかね。
かなり生きづらいんですけど…(◎_◎;)

先日のニュースネタに例えると、
組織が「飲み会は断らない女」になることを求め、それに応じることができる女性が生き残る。無理な女性は生き残れない。

そんな組織で女性が活躍するのなんて無理じゃん!
(嫌になって辞めたくなる)


女性と男性、何が違うのか。

価値観の違い!?

脳の違い!?

育てられ方の違い!?


いろいろあると思います。


家族を養わなければいけない男性は、しっかり勉強しなければいけない。
女性は、家庭に入るから?勉強はそこそこできればいい。

そんな固定観念からくる「呪い」をかけられて育つと、女性が、仕事で「昇進」したいとの想いを持つことは難しいと思います。
私は、その中の一人。

そんな私が男性社会に放り込まれて、男性と同じような働き方など、いろんな我慢を求められ、強いられると、「そんな気はないので、降ります!」って話。

女性活躍をうたうのであれば、家事・育児をしている女性も念頭に入れた、働き方改革をして欲しい。

独身女性に、「独身だから男性と同じように働くことができるでしょ?」って感じに当たり前のように長時間労働を求めて、「数年後、管理職に…」って話はちょっと違う。
真の女性活躍推進ではない。

耐えられた女性だけが活躍する社会。
(ここで活躍ということばを使うのが適切なのか分からないし、私は活躍とは思えない)


女性の管理職を〇%以上にすること。
少し前まで、それはおかしいと思っていたけど、最近は、まずここから始めるべきと思うようになりました。

組織のTOPが男性ばかりだと、
やはりそこは残念ながら男性の村社会。
男性と女性の違いを無視して、
いっしょくたにして育てようとする。
それでは女性は育たないし、
同じ状況で働けない人は
ドロップアウトすると思う。

女性を育てるには、女性の管理職を増やしたり、女性の育て方を管理職が学んだり、働き方を変えたり…。
やらなきゃいけないことはたくさんある。


こんな問題を若い人たちが真剣に考えてくれたら、いまは無理かもしれないけど、未来は変わるかもしれない。

それを願って声を上げ続けるしかないかな。