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クラブの価値を高める

ジェイリースFCの九州サッカーリーグが終了しました。
初参戦の九州リーグは「3位」。
応援をしていただいた皆さん、ありがとうございました!


noteを読んでくれている人はご存じだと思いますが、私はあまりサッカーに詳しくありません(^^;

しかし、競技は違えど、以下の体験を通じて、自分のできることに取り組んでいます(主としてサッカー現場)。

・チームスポーツ経験者
・高校教員
・監督の経験あり

大学では、インカレ優勝を目指すチームに在籍。
当時は、いわゆる、シルバーコレクター。
いままでとは全く違うレベルに身を置いたことで、いろんなことに気づけたし、本当に世界が広がった。
筑波大学でなければ経験できなかったことはたくさん。
大学に受かって本当によかったと思う。
(センター試験に失敗したので学校は猛反対だった)


そして、教員時代。
生徒とぶつかったり、コミュニケーションをうまく図れなかったり、本当にいろんなことがあった。
個性的なキャラの生徒が同級生数人を引き連れて、「部活、辞めます」とか(-_-;)
部活って、「バレーが好きな生徒」、「勝ちたい生徒」…
部活をする目的が生徒によって違うので、どこを目指して活動するかが難しいし、偏りすぎると一気に崩れてしまう。

教員時代、自分が気づいた、生徒と関わる上で大切なことは、選手と関わる上でも大事にしています。


今回のメインテーマはここから。

サッカーに疎い私が、何をやっているかというと、クラブの価値をつくること、そして、クラブの価値を高めること。
具体的には、スポーツを通じたまちづくり、スポーツを通じた地域の課題解決、スポーツ×SDGs。
ここをやりたくて、転職。

実際、コロナの関係で地域での活動はなかなか難しく、2020年3月から結構、ストレスフル。

もともと子どもが好きなので(←教員だったから当たり前)、学校等に行くと、子どもたちの笑顔、本当に癒される(^^)
子どもたちも選手が訪問することで、選手からパワーをもらっていると思うけど、それ以上にこっちもパワーをもらっている状況(選手もいつも言っている)。
選手が訪問することで、目がキラキラ、表情もいきいきしている子どもたちを見るのが好き、そんな感じかな。

カメラ越しで見る笑顔がステキすぎて(子どもも選手も)、いつもほっこり。

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私自身、小さい頃にそんな体験ができなかったので(当時、県内にプロチームもなかったから仕方ないけど)、それができているという嬉しさ、充実感も大きいです。


大分にはサッカー、バレー、フットサル、野球など、プロチームのみならず、アマチュアチームもかなりあります。
しかしながら、クラブが地域に、そして、地域の子どもたちに対して何ができているか
まだまだできることはたくさんあると思っています。


私は中学校からバレーを始めましたが、小学校の時は、バレーのクラブ自体が地域にない状況。だからこそ、早い時期に、専門の人から指導を受けることの大切さ、身をもって分かります。
「うちの地区には指導者がいないから困っている」といった地域の課題解決にもっともっと取り組んでいきたいところ。


バレーの指導をしたくて教員になったから、バレーを教えたいなと思うこと、いまでも多々あるけど、またいつかと思っています。
正直、もう指導ができるか分からない状態 汗
小学校低学年の子どもたちが多い時は、身体を動かすメニューとかも入れているので、サポート役をしながら、子どもたちと関わって楽しんでいます。


教え子の子どもがいる学校に行ったとき、教え子が学校に来てくれた。
(いつの間にか写真を撮ってた 笑)

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そして、コロナ禍のストレスフルな生活を少し和らげてくれているのが、社員メンバー対象のミーティング


勤務時間後、18時15分ぐらいから行っているので、あまり長い時間、話すことはできないけど、とても大切な時間。

私にとって、ミーティングの一つの目的は「選手の価値を高める」こと。
それを大きなテーマにし、いろんな話をしています。



新聞だと、自分が興味のない内容も紙面に掲載されているので、記事を読まなくても、タイトルぐらいは見たりします。
しかし、SNSだと、自分の興味のある分野の方しかフォローしていないので、それ以外の情報はシャットアウト状態。

先日、初めて「エコーチェンバー」ということばを知りました。


私のように、サッカー専門外、女性、といったマイノリティがクラブに関わることのよさを発揮できるところは、こんなところかなと。

教員をしていたから、話すことはそんなに苦ではないけど、やっぱり、高校生と社会人に話すのは全く訳が違う。いろいろ勉強中!


そして、こんなマイノリティの私に「ミーティングで話をしてください」と言ってくれるクラブって他にはないと思うので、こういう機会を設定してもらえるのは本当に有難いし、その時間を有意義なものにしたい。

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クラブの価値を高めるためには、選手一人一人の価値を高めていく必要があると思うので、このような機会を大切にし、選手としても、一社会人としても、いま以上に、みんなに愛される人に成長して欲しい。



クラブが大事にしてきたこと、いまも大事にしていることが「目的」なので、どのような状況になってもクラブの原点は忘れてはいけないし、忘れて欲しくない。


クラブの社会的価値を高めるため、クラブの成長、選手の成長につながることに、これからも選手と一緒に取り組んでいけたら…と思っています。