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自分なりのチャレンジをしよう。

自分なりのチャレンジしよう。

「チャレンジしよう。」

言うのは簡単ですが、実際に行うのは簡単なことではありません。

チャレンジするということは、何かを失うリスクを背負うことにもなるので、できることなら、チャレンジしたくありません。

でも、チャレンジした結果、これまで見えなかった世界が見えるようになり、自分自身の成長を感じられるようになるメリットがあります。

私自身、これが快感なので、また新たなチャレンジをし続けます。

もちろん、チャレンジした結果、何かを失うこともあります。

でも、事前に損失を最低限にするようなリスクコントロールをすることで、致命的な失敗にはならず、またチャレンジすることができます。

私は、これまでに資産運用やビジネスに関して、自分なりのチャレンジをしてきたつもりです。

全てにおいて、周りに同じようなことをしていた人がいなかったので、誰に相談することもできず、自分なりに考えて、トライ&エラーを繰り返してきました。

そして、全てにおいて、”自分でやろう”、と決断しているので、一つも後悔していません。

①株式投資

20歳の時、将来への漠然とした不安があったので、株式投資を始めました。

当時は、学生だったため、資金に余裕がなく、10万円くらいから始めました。

そして、ほとんどの証券会社が、一度に売買する取引の単位が、100株とのことで、まとまった資金がないと投資ができなかったのです。

その中でも、1株から取引ができる証券会社があったので、口座を開設して始めることにしました。

最初に買った銘柄をはっきりと覚えていませんが、確か4銘柄くらいを2~3万円ずつ買ったような記憶があります。

そして、たった10万円程度の運用額なのに、値動きが気になり、しばらく毎日、数時間おきに株価をチェックするという日が続きました。

現在は、当たり前のようにネット証券で株式の売買をしていますが、当時の私にとっては、それが大きなチャレンジでした。

②サラリーマンから個人事業主への独立

個人事業主になったのは25歳の時。

これまで3年半ほどサラリーマン生活をした後に独立をしました。

個人事業主としての、最初の事業は、キャンプ場の経営です。

はっきりと覚えていませんが、ネットや本で手続き方法を調べて、税務署や市役所に行って手続きをしたような気がします。

そして、国民年金や健康保険など、細かな手続きがたくさんあり、帳簿をつけたり決算書をつくったりすることも初めてでした。

さらに確定申告も初めてだったので、サラリーマンは楽だなぁ、と思った記憶があります。

何とか生活できるレベルで、すごく稼げたわけではありませんが、独立して雇用されなくても生活ができることを体感できたことは、大きな自信になりました。

③新規事業の立ち上げ

契約の都合により、キャンプ場の経営は3期分で終了。

その後、色んな新規事業を行いました。

・農家さんから米を仕入れて、ネット通販で売る

・空き家流通&移住促進に関して、市役所からコンサル事業を請ける

・仲間とNPO法人を設立し、起業家育成の塾の運営や、古民家をリノベしたコワーキングスペースの運営を行う

どれも、それなりに結果が出て、ある程度生活に余裕ができるくらい稼げるようになりました。

20代のうちに、ゼロからイチを立ち上げる経験を積めたことが、大きかったです。

ゼロからイチを立ち上げるのは、非常に負荷がかかりますが、そのうち体が覚えて慣れてしまいます。気づけば、大したことがないと思えるようになります。

④出家

33歳の時に、家庭の事情で出家しました。

1年間の修行僧としての生活は、本当に厳しいもので、家族であっても基本的には会えない、風呂にも入れない、体が疲れていても休めない日が続きました。

早朝3時とか4時に起きて、寝るのは24時や26時になることも少なくなかったです。

何度も逃げ出そうと思いました。

長くなるので、説明は割愛しますが、ビジネス界と仏教界はルールが大きく違うので、これまでのルールが全く通用しないことに戸惑うことばかりでした。

このチャレンジによって、これまで知らなかった世界を知り、違う角度からものごとを見ることができるようになりました。

「世の中の当たり前は、当たり前ではない」

このことを知ることができたのは、私にとって大きな発見でした。

そして、ひたすら耐え続ける「忍耐力」がついたことも、大きな成果です。

出家してからは、ビジネスの世界とは距離を置かざるを得なかったので、2年ほどブランクがありますが、再びビジネスの世界に戻りました。

⑤副業として、会社を設立。

その後、30歳半ばで会社を設立。

20代の経験があったので、大したストレスを感じることはありません。

決まったことを淡々と処理するだけです。

ですから、会社を設立すること自体は、自分にとってのチャレンジではなくなりました。

過去記事でも書いたように、現在は不動産投資(不動産賃貸業)、ブログ、電子書籍を主な事業としているのですが、これらも私にとっては初めてのことばかりだったので、大きなチャレンジでした。

不動産投資では、物件選び、価格交渉、リフォーム、入居付け、物件管理、税金、会計処理と、やることが非常に多岐にわたります。

不動産は金額が大きいので、特に最初の物件の購入した直後は、”本当に大丈夫だろうか”、と不安でしょうがなかったです。

ブログも、最初はWordPressの使い方がわからなかったですし、SEO対策やwebマーケティングの知識がなかったので、非常に苦労しました。

文章作成も慣れていないので、毎日の記事作成が苦痛でしょうがなかったです。

でも、1ヶ月続けた辺りから日課になったので、今はブログ記事を更新することは、何もストレスを感じません。

電子書籍も同様に、読者さんに満足していただく本をつくることは初めてのことでした。しかも、ブログとは違い、無料ではなく、有料で購入していただくわけですから。

また、Kindle出版の手続きも操作が慣れないので、非常にストレスがかかりました。

今では、不動産投資も、新たな物件購入に関して、当たり前のことになりましたし、ブログ更新も電子書籍出版も日常生活の一部です。

この先に考えている新たなチャレンジは、今のところありませんが、不動産賃貸業、ブログ、電子書籍の事業が始まったばかりなので、軌道に乗るまで、コツコツと毎日続けていくつもりです。


これまで、自分なりにたくさんのチャレンジをしてきたつもりです。

振り返って思うことは、「やっぱり新たなことにチャレンジするのは面白い!」ということです。

「いま見えてない世界を見るために、この先もずっと、また何かしらの新たなチャレンジを続けていきたい。」

「学校教育ではきっと教えてくれない、チャレンジすることの魅力を、子どもが小学生くらいになったら伝えていきたい。」

今はそんなことを考えています。

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