真冬のDUBは都市の音。
元々、高校時代にPrimal Screamの「Echo Dech」を聞いてから、「DUB」という音楽の虜になり、あれこれ折をみては聞いています。(DUB…詳しく語ると長くなるので、ググってください。)
世間的には「レゲエ=夏!」みたいなイメージがあるのですが、僕はなぜか冬にDUBを聞くことが多くて。
特にいくつかのレーベル、Wackie'sとかOn-Uとかジャマイカではない国で生まれた表現としてのDUBが今の季節にぴったり。
ちなみにWackiesはニューヨークのレーベルで、On-Uはブリクストンのレーベル。
なんかひんやりとして、誰もいない冬の街みたいなものを連想させてくれるんですよね。ひんやりしている。
DUBって表現は、音を抜いて空間を活かすことで、その土地ならではの空気がフッと染み込むのかな。
だから、冬の厳しいニューヨークやブリクストンならではの音がするんじゃないかな。って思ったりしました。
こういう都市ならではの空気が活きてるっていうのではないかと思えるのが音楽の面白いところです。
住む場所の音が素直に鳴っている音楽が好きだな。なんかエンジニアさんが瞬間の気分で抜き差ししているのもすごく好き。なんか、ちょうどいい適当で人間臭いところもすごく。
そのうち、AIでDUBとかやるシステムができたら比較として面白いな、なんて思いました。
ちなみに、これ、超欲しい。
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