見出し画像

noteに書く小説と紙に書く小説

こんばんは。
12月に入りますます寒くなってきましたね。
noteを始めて2か月が経ち、今までに何本か小説も投稿してきたのですがその時に感じたことを今日は書いていこうと思います。



昨日、君と私とサングラスというショートストーリーを投稿しました。
まだご覧になっていない方は是非読んでいただけると嬉しいです。

この話は、実際に僕が大学内を自転車で走っている時に前からサングラスをかけたカップルがやってきて彼らがカップルでサングラスをかけている理由はなんなのだろうかと思い、書いてみました。僕は彼らとは知り合いではないのでその理由は未だに分かりませんが、ファッション以外の理由もあるのではないか、その可能性を深く考えていない自分というものに気づき戒めの意味も込めて書きました。

この小説の中ではカップルがサングラスをかけている理由は、彼女が翼状片という病気になり紫外線を避けるためサングラスをかけなければならなくなり、そんな彼女のことを想って彼氏もサングラスをかけているという設定になっています。

この翼状片という病気の説明に関するところが、今回のテーマであるnoteに書く小説と紙に書く小説の違いになります。

今回、僕は翼状片についてあまり詳しい説明はしないようにしました。それはこの小説を読んでいる人はインターネットにつながっているからです。ということは、分からない言葉や単語が出てきたらすぐに調べることができ、自分の納得するレベルまで調べられます。

逆に、いわゆる普通の小説、紙に書いてある小説というのは、読者がすぐにネットに繋がる状況にあるとは限りません。ゆっくり海辺で読書しているかもしれませんし、未だにガラケーを使っている人が電車の中で読んでいる可能性もあります。また、ネットにすぐ繋がれる状況にあっても集中して一気に読み終わりたいという人も多いと思います。
そんな人たちにとっては、メジャーではない病名が出てきて、そこで思考が停止してしまいよくわからないまま続きを読むというのは苦痛になります。そのため紙に書く小説については、最低限以上のある程度の情報はその言葉の前後にうまく書いて、それがなんなのかを説明しておくべきです。
僕が今まで読んできた本はどれもそうなっていたなと感じます。

このように、小説も書く媒体によって書き方が変わり、noteにはnoteにあった書き方というのがどんどん生まれていくのではないかなと思いました。
スクロールを使ったカラクリや縦読みなんかもテクニックの1つとなるかもしれません。

こんなことを思いながらまた小説が書ければなと思います。

サポートお待ちしております^_^