見出し画像

オンデマンド授業

うちの大学では大学院共通科目はすべてオンデマンド方式で行われている。共通科目とは院生向けの選択必修科目だ。オンデマンド方式とは、授業の映像がネット上にアップされ、各自その映像を期間内に見て課題を提出するというものだ。

まあ、このオンデマンド授業がありがたい。閲覧できる期間は1週間に設定されているのでその間ならいつでも何回でも見ることができる。時間割上は5コマに入っていても、その日の朝や次の日の昼に見ることができる。これはかなり大きい。僕は週4日5コマにオンデマンドの授業が入っているが、5コマの時間帯に受けることはほとんどない。

いつ見てもいいので他の予定が入れやすい。僕は、時間割上ではオンデマンド授業が入っている時間だが、ゼミに出たりアシスタントとして先生の授業に出ている時間がある。これは従来の授業やライブ方式のオンライン授業では不可能なことだった。これが可能になったのは大きい。オンデマンド授業のおかげで余計に忙しくなっている気もするが、これは仕方がない。

オンデマンドのいいところは他にもある。それは動画を倍速で見れることだ。もとの動画の時間は大体40分くらいあるのだが、僕は1.8倍速で見ている。大体半分の時間で見終わる。速すぎないかと思われるかもしれないが、大学の先生というのは等しく喋るのが遅い。1.8倍速がちょうどいいのだ。それに普段から録画したテレビ番組を1.3倍速で見ている僕からしたら、通常の速度で見るのが苦痛に感じるのだ。
だが、時々倍速をできないパワーポイントファイルで送ってくる先生がいるので、その時はとても困る。まあ遅いのだ。そういう先生に限って喋るのが特に遅い。そして、授業資料作りに慣れていないことが多い。結果当然眠くなる。そりゃ、対面でこんな授業ばかりされていたら寝てしまうのもわかる。お世話をしている先生には、全員直接映像をアップするようお願いしてもらいたい。

他にオンデマンドのいいところといえば、オンラインなので当然教室に行かなくても家で受けることができるところである。帰省先や旅先でも受けることができる。

今学期初めてオンデマンド授業を受けているが、もっとオンデマンドに移行してくれという感想しか出てこない。便利すぎる。同じ時間でできることの量が違いすぎる。
今の状況とかに関係なく、可能なものはどんどんオンデマンドに切り替わっていってくれればいいと思う。

サポートお待ちしております^_^