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実年齢に無理なくあらがいたい

こんにちは、今回もお越しいただきありがとうございます、雅子です。
今回は、細川貂々さん著
『40歳から「キレイ」と「オシャレ」を始めました。』
を読んで考えたことを書かせていただきます。

細川さんは40歳を過ぎた時、ふと考えました。自分の40代の人生イメージがないことに。
最初に40歳に関わる言葉を聞いたのは、「不惑」40歳になったらもう迷わなくなるよっていう論語に出てくる孔子の言葉だという。

実は私もそうで、「40にして、惑わず」だった気がします。

あとその次に細川さんが聞いたのは、「初老」昔は40歳で長寿のお祝いをしていたことを知ったこと。

これも偶然ですが、私も似ていて、ダウンタウンの松本さんが、別の芸人さんに、40歳になったというと「40って初老ですやん!?」と年寄り扱いされたという話を思い出しました。

続いて細川さんは「40の坂」という言葉に出会いました。
40代には体調、体型に今まで以上に意識しないと、若い頃のように元には太ると戻らない、体力がなく回復に時間がかかる、内臓的にも急に酒に弱くなったり、肝臓の解毒時間が遅くなることがあるようです。

つまり「40歳って結構厳しいんじゃない?」と。

しかし思い直した細川さん、自分の初めての「老い」に気づくチャンスじゃないかと奮起し、鏡に映る自分に向き合い始めました。

そして数々の難問、現実、今までのこだわりと今の自分との天秤のバランスを整え始めるのです。

自分の場合の40代は30代の無茶と無視ツケの請求

自分の家族の病気、別れ、自分に発覚した病気、手術でした。私の母は肝臓癌で亡くなりました。私はB型肝炎です。キャリアってやつです。

母が肝臓癌でなくなったんですから、これは自分も確率は高いということ。でまず私がやったことは、国との「B型肝炎裁判」をやって勝つことです。

詳しくは、またの機会に書かせていただきますが、今は国からの支払いで、病院で定期検査を無料で受けています。
後は先延ばしして無視していたあちこちの「病気」を手術と治療で、なんとか決着してきました。

30、40代と実はほぼ息子の発達障害との手探り子育て、次男の死産、パートナーの心の病気発覚、治療、その間の生活の綱渡り。

夜勤と発達障害児の子育ては、今ほど情報はなかったので、学校情報に振り回されて大変大変。パートナーには相談できない(心の病気だから)。語り尽くせないですね。自分なりにあちこち情報を探して、後は本当に出会いだと思います。ただ自分のことは構ってられなかったという現実。
夜勤、体を使う仕事、見た目も中身もボロボロ。

たまたまタバコも酒もしなかったので、そこは死ななかった要素かもしれませんが。してたら、こんな文章書けてませんね。

細川さんは、本書で「化粧の変化」「肌の手入れ」「体のメンテナンス」「食事の内容の変化」について周りの人たちに相談、専門の人にアドバイスをもらい、自分なりに取り入れていきます。

30代まではどうしても足すことばかりしてしまう。
化粧水、保湿、パック、美容液、企業のCMに踊らされて、使い切る前に次から次と買ってました。
顔の造作は変わらないんですけどね。細川さんも近くのお友達のアドバイスを参考に、徐々に削り、選抜していきました。
服も同じくです。なんなら子供の服も実母に買ったもらい溢れていましたね。
40代で病気や悲しい別れを経験したことで、自分の服や物、身の回りの生活用品を手放すようになりました。
なんでも捨てるというのではなく、お気に入りを残すという考え方で。

化粧品も随分厳選しましたね。どうしてこんなにあるんじゃいと首を傾げました。しかも着飾る口紅、アイシャドウ、色物ばかり。使い切る前に次から次とCMに感化され、洗脳されていたんですね。

細川さんは、後は体のメンテナンスにも触れていました。体が絶好調の今までは気づかなかった体の内側のメンテナンスです。

40代に私も一気にきましたね。女性ならではの不調を見ぬふりしていましたが、ドーンと手術する羽目になるくらいの不調が。

女性ならではの臓器の不調は、子供を授からないと病院に行きにくいものでしょう。子供を産む産まないにかかわらず、面倒なことに命かかってきちゃうので、ためらわずに病院に駆け込んだ方がいいです。

私も異常があったのですが、無視した結果が、将来の癌リスクを減らすやめに子宮ごと腫瘍を除去する羽目になりました。

私は子供を1人産んではいましたが、もし将来結婚をして、子供を産みたいと思う方は尚更、相談して下さいね。女性の場合は、胸と子宮と癌のリスクがありますので、気にする方がいいですよ。
『医者で受ける診察は一瞬の恥、病院で検査しないのは一生の悔い』だと思います。

見栄えも抵抗したい肌も、体のシルエットも

健康に気をつけると同時に、頑張りたいのがシルエットですよね。病院の次は毎日の健康的な生活ですか?とため息つくのはわかります。
毎日家事をされたり、お仕事される中、運動や食事まで考えられない!と言われそうですが。

でもね、痩せたいと思って決意して、20代みたいにすぐ痩せられないのが
40代なんですよ。そうまずは頭の中を修正して下さい。
内臓の食べ物やアルコールの分解力は、ホント下がります。
アルコールだけでなく、食べ過ぎも同様、実は肝臓に影響が出て、疲労感が出ます。長年の肝臓に対する血液検査にも、数値に顕著に出てます。

あまり病気が発覚しない限り、血液検査事態することがありませんが。日常生活で「だるい」「重い」「疲労感」がなかなか取れないのは、肝臓の疲れです。肝臓そのものは痛く感じたりの症状は出ません。「沈黙の臓器」ですから、いよいよやばい時にしか症状は出ません。ただ40代までは、つい仕事や、遊び、子育て、早い人は介護に振り回され、自分の体に気が回らないかもしれません。

連日の徹夜、夜更かし、連日の会食による飲酒や脂っこいものの摂取。正直きつくなってきますよ。いうても「初老」ですもん。

細川さんのように、40代で少しずつ「老いの始め」を考えることもいいのではないかと、今、50代に立っている私が振り返り思うことです。

若々しく活動したり、表現していくことは素晴らしいことです。老いることを「無視して認めない」のではなく、「認めて明るく抵抗してみる」のはどうでしょうか?

この本を読んで、自分の経験を振り返るとともに、感じたことです。
「若ぶる」のではなく、老いを受け入れて、若々しく行動できた方が、かっこいいのではと思いました。

私は若い!!と無理に若い人のファッションを着こなすのではなく、基礎である自分の体型を維持する生活や自分に似合うファッションを着こなすことで、あんな年の取り方格好いいよと言われたいと、ようやく自分の方向性が見えてきた50代が今の私です。

50歳過ぎたら、外側は多少痛んでくるんですから、あまり足さない、華美しない、とにかく無理せず、継続できる方法を繰り返す。するといつかは、憧れの老淑女になれると信じています。

まずは心のための「推し活」と「筋トレ」を継続することから若さに抵抗しよう・・・(笑)

ここまで読んでいただきありがとうございます。またの機会にお会いしましょう。








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