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広い間隔で情報を集めると頭の整理がしやすくなった話。

こんにちは。午後もコーヒータイムでゆるふわっといきましょう。毎朝6:30〜YouTube演奏配信、毎日ジャズピアニストのかねこです(✿︎´ ꒳ ` )

今朝のほやほや生配信↓

とっても苦手だった歴史やインプットの情報整理をする時に、いきなり細かいことを調べずにざっくりと先に情報を幅広く捉えた後の方が細かい情報が整理しやすくなったので、そのことについて頭の整理に(!?)書きたいと思います。

情報の整理が苦手だった。

そもそも頭で情報を整理するのがとても苦手なタイプです。メモを取るのもすごい苦手。メモの魔力という本をチラ見して、これはあってる人にはすごい効果ありそう!と思ったけど、やはり自分はタイプではないので、挫折。

世界史や日本史などの情報は本質を知るための基本知識。そしてそれらを使って判断するための新しいインプットは必要、と思い何度も挑戦しながらも続かなかった。。頭では大事なこととはわかっているけど。。

映画や漫画、ドラマを見る時、頭を空っぽで見るので登場人物の関係性とか気にせずに雰囲気で捉えることが多い。みんなはそんなところを整理しながら見てると知って、それを意識してワンピースを読み返したこともあった。(すごかった!語彙)

好きなものの背景を知りたくなった

そんなこんなで、なぜタイトルのようなことに気付いたかというと、ジャズ演奏の動画をYouTubeに毎日22時に投稿しています。夜寝る前にちょこっと聴けるためにその時間にしています。

そこでもう600曲近く投稿してるんですが、ある時に「これにテキストで曲やその時代の解説つけたら面白いかも」と思ったのでその歴史を調べ始めたのがきっかけです。

ジャズの曲は元々は20世紀初頭からのブロードウェイや映画のアメリカンポピュラーがスタンダード曲となっていることが多く、当時の時代背景、政治の影響、経済や戦争、ストライキ、そして最近よく目にした人種差別の歴史などもとても絡んできます。

しかしどれをとっても本一冊じゃ済まないくらいの情報と歴史があります。ここで幸いだったのは僕はその歴史の情報を知るために調べてるわけではなく楽曲を知るためにその背景をさらっと知りたかったのです。

ジャズ演奏をすることが一番でそれを面白く伝えるためにテキストで楽曲と時代背景の解説をつける。それが目的。それで歴史の情報の沼にはまらずに大きな出来事だけをパラパラっと拾っていききました。

最初僕が覚えた好きなジャズを中心とし政治や世の中の歴史のツリーは、1917年に世界初のジャズのレコードが発売と1945第二次世界大戦が終結、くらいのかなり荒いメモリのものさしでした。

ジャズという歴史はざっくり登場して100年というふうに捉えることもできます。そこで100センチのものさしで例えるとすれば僕の物差しのメモリは、17センチの45センチの長さしか測れないものさしでした…笑

しかし、頭の整理にはこれがとっても大事でした。

粗いメモリの近くに細かいメモリができる

1917と1945にメモリが刻まれると、その近くの年代の情報が新しく入ってきた時に関連づけやすくなりました。1942〜44年にかけては音楽団体のストライキがおきます。録音のロイヤリティの支払いの反発によるストライキがおきます。

これだけだと覚えられなかったのですが、「あ、1945年に終わった手前、第二次世界大戦の最中だ」と思うことで、頭に歴史のツリーの枝が増えました。メモリも細かくなりました。

こんなように情報の粗いメモリをざっくりと捉えることを先にすることでその周りに細かい情報を入れるのが大変に楽になる、ということを発見しました。

これからの時代、自習力って大事だ

おそらく勉強が得意な人たちや、受験勉強で結果を出してる人たちはこういった覚え方や各ジャンルの情報の学び方を、国語、歴史、数学、物理などでやってきているのだろうなぁと思います。

僕はもともと勉強をしたことがなく、色々あって高校の授業はほぼスルッと抜け落ちた状態で卒業したので、勉強するというやり方をわからなかった人です。(ちなみにノートをなぜとるかを理解できずにいました。情報整理を視覚化して行うためと気づいたのは最近です。)

だけど、こういった自習コツみたいなのを知っている人は今の時代にとても大事なのでは、と思いました。人に教えてもらうより、やりたいことがはっきりしてる人なんかはそれに必要な情報を効率よく自習していくそれを使っていく、そんなことができる世の中。

勉強の仕方がわからなかったけど、やりたいことや好きなこと、楽しむこと、そういったことを見つけたりやってたりするのは得意です。僕は世の中のジャズがまったく知らないけど、気になる人の、初めての入り口になりたいと思っています。

体質がそれぞれ違うように必要なものもみんな違う

やりたいことをするのも自習が必要だったりするので、勉強って結構大切なのかもしれない、って思いました。そもそも勉強ができる人や有名大学に行った人ほど、勉強は必要ない的なポジションをとってるような気がします。

僕みたいな今の時代の自習のやり方がわからない人には、あらがじめ勉強である程度各ジャンルの学び方をわかっておくのは、誰でも学びのやり方を覚えるという点で大事だったのかなぁ、なんて思ったりもします。

そういえば、ピアニストとしても教育者としても名のある人の本に「たった60gの重さの鍵盤を押さえるのに力なんていらないのです」と書いてありましたが、超上手い人はこの感想になるのわかります。

なぜかという、上手い人はすでき必要な筋力があり最小限の力で弾けるから、まるで力を入れてないように感じるのです。子供が重くてもてないものでも、大人は軽くもてるのと同じです。ピアノも同じです。しかし、有名な人がそんなことをいうとやはり守ってしまいます。

僕はそれを信じて力を抜いて何年も弾き続けましたが、これではダメだと思って数年前から力をめちゃめちゃ入れて弾くようにしました。一般的にいわれてる真逆のことをしました。そうしたら上達が目に見えるようになりました。

人により今必要なことは違うので、結構参考にならないということを学習しました。本質的な情報は別だとは思います。そのためジャンルを問わず本質的なことをベースに意見を述べる人の方が価値が上がっているのかなぁ、なんて思ってます。

まとめ

・情報は先に粗めに捉えて、そこの周辺に関連だからように覚えると覚えやすい。

・本質的なこと以外は、人それぞれ必要な情報は違うので、有名人でも参考程度に留めておく。

・勉強はしておいた方が自習力ってがつく。

ということかなぁ。さて明日の朝もジャズを自習!

毎日ジャズピアニスト。毎朝6:30〜コーヒーとジャズと演奏生配信。演奏動画にテキスト解説。みてるだけで音楽教養かも。かねこのジャズチャンネル。チャンネル登録よろしくね(✿︎´ ꒳ ` )↓

日々のつぶやきは、

毎日ジャズピアニストかねこ



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