ADHDと品質保証部
ADHDの僕が語る品質保証部。
結論から言うと相性は悪いです。
後はこの説明をします。
ADHDとは
前提のADHDについて、日本語では注意欠陥・多動性障害といいます。
ADHDには「不注意・多動性・衝動性」の3つの側面があり、それぞれ以下のような特徴があります。
・不注意
すぐに気が散って集中できない。整理整頓ができない。忘れ物が多い。
・多動性
じっとしていられない。
・衝動性
反射的に行動する。マルチタスクをこなせない。
この中で僕は不注意、衝動性が顕著でした。
品質保証部とは
次に私が配属された品質保証部について。
一般的には自社製品の品質を保証する部署。
部品の品質を保証し、製造工程の品質を保証し、検査工程の品質を保証する。
それでも発生した不具合についてクレーム対応として原因追求、改善提案、改善状況の確認を行います。
この中で僕はクレーム対応業務を行なっていました。
不向きな点
・不注意
どれだけ注意してもうっかりミスをしてしまう。不具合品が1点だけの場合、自分のミスで解析が不可能になる恐れがある。
ミスをしないように気をつけると、別のミスをしてしまう、それに時間を費やしてしまう。
・衝動性
目の前の興味に向かっていってしまうので、マルチタスクができない。
反射的に依頼された業務をしてしまい、納期を守ることが苦手。
優先順位をつけスケジューリングし、その通りに行動することが苦手。
コメント
ゲームでいうMPが人より使うんですよね。
ミスをしないこと、反射的に行動しないようにすることが人より疲れる。
さらにマルチタスクで集中力を保ったまま移動することも疲れる。
それにより納期遅れが発生したりする。
叱られることが多くなり作業が滞る。
マイクロマネジメントされることにより、モチベーションがなくなっていく。
そもそも余裕がある部署、会社なら違うかもしれません。
僕の経験則なので、うまいこと出来る人も多いと思いますが、しんどいことは間違い無いです。
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