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ひとりごと ~ママ友との会話~

夏休み中、久しぶりに息子の同級生のママ友が遊びにきてくれた。
息子も久しぶりに友達と遊べて喜んでいた。
保育園の頃から交流があり、これまで習い事に始まり、勉強のこと、ゲームのこと等、互いの子どもへの関わりを伝えあっていた。
ママ友いわく、ゲーム・Youtubeは勉強をしてからでないとできないルールを設定していて、勉強が終わったら、一日一時間だけ許可しているという。
夏休みの宿題は、自由研究や課題作品は任意で、学校から出されているのは薄っぺらいドリル一冊。
余談だけど、昔と比べると宿題が減っているのは与えられたものに取り組むのではなく、自主的に学習させるためらしい。
息子クンは最低限の宿題はもう終わってしまい、毎日毎日「暇だ~暇だ~」を連発しているらしい。
ママ友に、「早く夏休み終わってほしいよね~」と言われ、返答に困る私。
不登校中の我が家にとっては、学校があろうがなかろうが、正直何も変わらない。
しかも、勉強は全くといっていいほど、やっていないし、ゲーム・Youtubeは無制限。
話が合うはずがない苦笑。

ママ友は息子クンが三人目。三人の男の子を持つ先輩ママだ。
(うちは一人っ子。私はママになって、まだ7年。)
私が勉強は本人がしたくなったらすればいいと思っていること、私から強制していないこと、ゲームも無制限で一日中やっていることを伝えると、
「私は一人目の時はそんなふうに思えなかった。」と言っていた。
ママ友の目下の課題は、英会話をいつから習わせるからしい。
我が家は本人が年中の頃にやりたいと言って、ECCに通っていたが、不登校になってからやめてしまったので、ECCのことをたくさん聞かれた。
ママ友に「~したら?」「~は?」と色々提案してもらったけど、本当に本人が必要とした時に考えたいと伝えたら、納得してくれた。
ママ友はママ友で、息子クンが苦労しないように、周りから遅れをとらないように、できれば先へ先へと進めるように、色々考えているんだろう。
私はそれは必要ないと言い切れるまでに変われたんだなと嬉しくなった。
うちはうち、よそはよそ。
そんなふうに境界線を引けるだけで、知らないうちに競争に巻き込まれることもなくて、すごく楽になったなぁって思う。
不登校でも、特に分け隔てなく付き合ってくれることには感謝。
子どもの勉強や習い事だけでつながっているとしたら、だんだん距離ができてしまうかもしれないけど、それはそれ。
お互いに無理して付き合うより、ずっと楽だなと感じた。

でも距離ができても、またつながれる。
自分がつながりたければ、いつでもつながれる。
私はそう思っているし、息子にもそんな私を見せていきたい。

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