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第7組曲(アルフレッド・リード)と輪島

2003年の6月に発表されたこの楽曲、リード博士本人の指揮で輪島吹奏楽団によって世界初演が行われた。この演奏を聴きたくて輪島へ行った事がある。

当時千葉市内に住んでいて、前日都内で別の演奏会を観た後に当時金沢まで走ってた寝台特急北陸に乗車し、当日早朝金沢へ。金沢で当時付き合いのあった知り合いと落ち合った後、車に揺られて能登半島をひた走った。途中休憩をいくつか挟みながら輪島に着いたのは12時。この時点で既に輪島への鉄路は廃止されており、一部が道の駅として再利用されていた。

ホールに着いたのは13時頃、14時開演で演奏会を鑑賞した。その時に今回のメインとなる第7組曲が披露された。印象的だったのは第2楽章で輪島の風と波をウインドマシーンを使用して表現しており、それがサブタイトルになっていた。翌年自分達もこの曲を演奏する事が既に決まっている事もあって、この時はかなり真剣に聴いていた。

演奏会自体は2時間半くらいで終わり、その後はほぼ能登半島を一周するような道を通って帰り、予約してた駅前の宿まで送ってもらって知り合いとは別れた。これが現時点で唯一の能登への旅でもある。

もう20年も前の話だが記憶に残っている。早く元の落ち着きが戻る事を願って。

以下、第7組曲の演奏。演奏はOsaka Shion Wind Orchestra

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