見出し画像

教員として働くこと #2 大切にしている考え方②

皆さん、こんにちは。
今回は、前回の続きで大切にしている考え方についての続きを書いていきたいと思います。以下のリンクから①~③は前回の記事を読んでください。

https://note.com/masa_shikaku/n/n188e5052efc2


■大切にしている考え方■

④生徒には感情的にはならない
私が意識していたことは、生徒に怒鳴らないことです。教師が感情をコントロールできないと発言に説得力がなくなってしまうという考えです。よく、生徒が言うことを聞かなかったり、授業が進まない状況になったときに、教師が激怒して怒鳴る状況が見受けられますが、私はこれは怒鳴ることでしか対応することができない教師の実力不足だと考えています。そのような状況になる前に、何をすべきだったか考えて、改善していくことが大切だと思います。授業の雰囲気づくりもクラス運営も教師の実力が問われ、何が問題なのか常に分析していくことが大切です。
※ただ、怒鳴らなければならない例外はあります。重大な事故につながりかねない状況や、他人に危害が加わりそうな状況については、安全管理上、本気で注意する必要はあります。私は実技の授業中に3回くらい怒鳴ったことを覚えていますが、普段怒鳴らない人間だからこそ、生徒はしっかりと聴いてくれました。

⑤生徒指導はまず対話から始める
私は、生徒指導をするときにまずは状況がどうであれ、個別に生徒から話を聴くことを大切にしています。
例えば、ある生徒Aが他の生徒Bに暴力をふるったとします。この事実だけをみると、生徒Aが悪いように思えます。その時に教師がいきなり「人に暴力をふるってはいけないじゃないか!」と指導をしてしまうと、生徒は心を閉ざし、本当のことを話してくれなくなります。実際には、何が起こったかは当事者しか分かりません。生徒Bが先に手を出していたかもしれないし、普段から生徒Bが繰り返し嫌がらせをしていて耐えられなくなって暴力を振るったのかもしれません。まずは教師が冷静に話を聴いてあげることが、生徒との信頼関係構築に重要です。
前職の私立の中高一貫校では、保護者の子どもに対する期待が高く、生徒は家では叱られることが多く、褒めてもらったり、しっかりと話を聴いてもらえていないことが多く、自己肯定感が低い生徒が多かったです。しっかりと話を聴いてあげた上で、何がいけなかったのか、どうすれば良かったのか生徒自身に気づかせてあげることが、生徒指導では大切だと思って、今も取り組んでいます。

まだまだ書きたいところですが、今回はここまでにしたいと思います。
是非、♡をお願いします。
Twitter(masa_shikaku22)もやっています。

共感いただける方やご支援いただける方は、以下からよろしくお願いします。
※以下に本文はありません。

ここから先は

11字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?