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自己note紹介

noteでここに辿り着いていただいた方、はじめまして。こんにちは
株式会社ブルックリンで代表取締役をしている草ヶ谷昌彦(くさがや まさひこ)と申します。

私は根っからの職人気質なので口下手なところも多々ありますが、(そうじゃない職人さんもいらっしゃると思いますが)今後少しずつこの場で発信していきたいと思っています。

口下手と言いつつ、お客様と話すのは好きみたいです。みたいというのは、スタッフに言わせると「普段静かなのに接客になると結構喋りますよね!」と言われます...汗

とにかくスタッフとユーザー様に支えられ、今日があります。


略歴

1981年 東京生まれ
株式会社ブルックリン 代表取締役
【 BROOKLYN MUSEUM 】プロダクトデザイン兼 職人

BROOKLYN MUSEUM創業者を父に持ち、幼少の頃より質の良いものや父の趣味のアートに触れ、育つ。
高校に通いながら学校帰りに会社の手伝いを通し、後を継ぐことを意識し始め、「一生涯を貫く仕事とはなにか」を体感。
19歳から父とともに営業を学び、ロンドンやパリ、ニューヨークへ。
各国の文化を肌で感じ、素材への目利き、素材を活かすメソッドを探求。
確かな技術力に対し、TOYOTA LEXUSが選定する“CRAFTED for LEXUS”の若き匠として選抜される。2019年、創業40年の節目に世代交代。
「世界を豊かにするものづくり」を目指し続ける。

職人 草ヶ谷昌彦 誕生

それまでのブルックリンは、企画したデザインを工場へ依頼し、完成したものを店舗で販売・営業にまわるシステムだったので社内にものづくりの環境はなく、職人もいませんでした。

店をオープンして数ヶ月。ふと思ったんです。「自分で企画したものを、自分で作って営業した方が早い。ヒアリングも修正も全部自分でできる。」と。子供の頃からプラモデルやレゴ・Nゲージなどにハマリ、ひたすらものづくりに没頭する幼少期だったので職人を志すのは自然な流れだったのかもしれません。

工業用ミシンを購入し、営業周りの隙間時間、休日は始発で知り合いの職人さんのところへ出向き、朝8時〜17時までぶっ通し8時間ただただジーッと眺めさせていただいて。
職人に喋りは禁物なので、本当に無言です。
目に焼き付けるのみ。目で見て覚えるのみ。

その後すぐに会社に戻り、どのように作っていたか記憶を辿りながら手を動かす。時にラグジュアリーブランドのものを分解しながら日夜研究。
自分自身で型紙を引き、サンプルを作るという事を続けていた折り、革の仕入れ先様より「合わせたい職人がいるんだよ!」と。

初めてその方の工房へ訪れた時の感動ったら。仕事が恐ろしく早く、そして丁寧。そんな仕事っぷりに惚れて弟子入りを志願したものの、スパッと断られましたが、弟子入りはダメでもこの人に認めてもらいたい!という一心で、作っては持って行き、作っては持って行きの日々。

どこに惚れたって、「職人は早くて綺麗に作れるのが当たり前。時間をかけて綺麗に作れるなんて当たり前。趣味じゃねえんだからとにかく早くて良いものを作れ!」と口酸っぱく言われ続けました。

出来上がった製品も駄作であれば問答無用、包丁で一刀両断。口も早いが手も早い。即やり直しを命ぜられます。その当時はスピードと数をとにかく追求し、毎日終電当たり前。
時には朝帰宅し、シャワー浴びて1〜2時間寝てまた会社へ。

継続はチカラなり。
やっと認めてもらうプロダクトを生み出せるようになりました。

「よし。ものづくりで人を幸せにする。」

ひと手間に近道なし

なんのために生きているか。
至ってシンプルです。

「自分が手掛けたプロダクトで人を幸せにしたい。」

持ちものひとつで、人生は変わる。って本気で思っています。
なぜならば、「人格が形成されていく感覚」を僕自身が体感してきたからなんです。

卸をメインにしていた20年前、各国で触れたレザーアイテムを始め、良質なソックスやニットなどあらゆる「素材」に触れ感じたことは「素材が良い=良いモノ」ではなく、素材がよく且つ作り方にひと手間加えることで良いモノになるって気がつきました。

「素材を活かすメソッドでモノは変わる。」

料理もひと手間って大事だと感じますし、ひと手間って愛だなと。

この考えを持ち続けていることで、ブレずに丁寧に生きていける。

この感覚こそが「人格が形成されていく」感じがして好きなんです。

そして、このメソッドだと、「使い捨て」にならないんです。

今後、noteに記していきたいリスト

・なぜ革製品に色を取り入れるのか?

・素材選びの基準

・作りのディテール

・自身のブランド、MASA KUSAGAYAのコト

・環境問題への取組

など、お話したいと思います。

どんなに効率が悪くても永く愛用してもらえるよう、手を尽くしたものをお届けしたいと思い続けています。

追記


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https://www.instagram.com/masa_kusagaya_/

こちらも是非よろしくお願いいたします!

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