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第3回 受け継ぎ 次へ託す

こんにちは!PRISM DESIGNの小林です。

そんなこんなでほぼ空っぽになった 実家
今度は内装に関して施工会社の社長に相談したところ

「今忙しくて工事に入れない、
 出来るところまで一回自分でやってみたら?」

と言われ
とりあえず自分たちで解体をやってみることに。


結論から言うと やらなければよかった…
というか もう2度とやらない(-_-;)

いままで設計者という立場から 簡単に
解体してください。と指示を出していたのですが
既存構造物を 傷つけないように壊すには
なかなかの技術が要ります

実際にこちらで壁を壊したので
褒めてもらえるかなという思いで 施工屋さんに
現場を見せるとかなりのダメ出しをくらいました(笑

天井を撤去するにしても
相当なホコリや塵が天井裏には
積もってたりした訳で 天井を落とす時には
想像を遥かに超えて ドロドロになりました
鼻水止まる気配がありません...

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ただ、自分が住んでいた家の 壁の中には
それよりも以前に住んでいた方の
生活の痕跡が残っていて 
(壁を開けると土壁。そこには階段の形跡が。)
まるで 先人からの手紙を
受け取っているような感覚になっていきました。

初期は住宅として建てられ 飲食店舗に改修された過去
その後 祖父が買い取り40年近く前に
構造補強をして薬局として生まれ変わり
今 僕に託されました。

建物としては ツギハギだらけ。
でも その分 色々な思いが込められたハコ

そんな場所から 再出発です!

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