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すきなきじ

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#お店

伸びていく小規模ブランドとは?  (ブランドを作る思考法より)

25日にnoteイベント「ブランドを作る思考法」に参加しました。 詳細なレポートはたくさんの人があげてくれているので、私の投稿では「これからの小規模ブランドのあり方」を切り口にまとめます。 登壇者 渡邉康太郎さん Takram パートナー/コンテクストデザイナー 慶應義塾大学SFC 特別招聘教授 山口義宏さん インサイトフォース株式会社代表取締役 1, これからのブランド予測 ● ラグジュアリーブランド 細部を見せず、あまり発信をしないことで高級感を感じさせ距離感を保

文房具の無人販売は成り立つのか

以前、試験的に「文房具の無人販売」を行ったことがあります。今日はそのお話をしたいと思います。 治安のよさに裏づけられた日本の無人販売 缶ジュースの自動販売機ビジネスは「日本でしか成り立たない」と聞いたことがあります。 たしかに海外だったら、治安の悪い国によっては自販機を破壊して中のお金を取り出したり、自販機ごとトラックの荷台に乗せて持ち運んでしまう不届き者もいるかもしれません。 日本もまったくないとは言いませんが、治安のよさを背景に「無人で行われる商売」はあらゆる分野

買い物はパッケージ化していく

『Instagramが消費行動を変えた』という話はすでに至るところで語り尽くされている。 Instagramで見つけたものを買うだけではなく、Instagramに載せたいがために私たちは映えるカフェに足を運び、盛り付けにこだわろうとする。 しかし最近自分自身が買い物をしていて思うのは、Instagaramの一番大きな影響は『世界観を統一しなければならない』という感覚を植えつけたことなのではないかと思う。 以前であれば、そのもの自体がかわいければ買っていたし、そういう決断

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これからのアパレル店舗には「わざわざ立ち寄る理由」が必要だ

最近街を歩いていて気になることがあります。それは、街にはたくさんの人が歩いているのにアパレルの店にはあまり人がはいっていないという現実です。 もちろんユニクロやZARAなどの一部の人気の店ではにぎわっていたりするのですが、百貨店や駅ビル、路面店など大体の店には「以前に比べて人が少ないな」という実感があります。街中には以前と同じく人が溢れているのに、アパレル店舗に立ち寄る人の数は明らかに減っていると感じます。 既存のアパレル店舗の閉店が相次いでいる現状実際に近年、アパレル店

「気持ちよくお金を払えるポイント」をどれだけ作れるか

小売業、その中でも特に実店舗が好きな私にとって、「店舗経営」は常に興味の尽きないテーマです。 とはいえ自分の資本で店舗を経営した経験はないので、無責任にあれやこれや言っているだけではあるのですが、最近の私は「キャッシュポイントをどれだけ多く作るか」についてよく考えています。 キャッシュポイントが多いということは、その場を楽しむための方法に多様性があるということだと思うからです。 例えば、小売店であれば普通は入店してから商品を吟味して、買うと決めてから最後にお金を支払いま

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