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衝撃!英語の基本表現(私にとっての)

私は今「Essential Grammar In Use」という英語文法を学ぶ本を読み始めています。歩みはかなり遅いですが。

そこで「衝撃」を受けた内容がありましたので、紹介してみます。他の方から見たら大袈裟かもしれませんが、あまりの衝撃に思わず筆、いやキーボードをとってしまいました。日本語記事はしばらく書くつもりはなかったのですが...。

まずは余談の前段から。

私は次レベルの「English Grammar In Use」の本も持っており、いわゆる5文型を触れずにどのように文法を教えているのかに興味を持ち、2つの本をざっと眺めて見ました。見た感じ「基本的な語(words)」と「基本的な表現(expressions)」を通して、英語の文の作り方を学んでいく印象です。そのEssential本の中で第4文型のような特殊な型は、give系統の動詞で使われる表現として簡単に説明されていました。型というよりも表現方法の1つとして。

なるほど、型ありきで教わるよりも、私には向いているように思えました。「疑問形は5文型の型にハマってないよな」と最初からつまづいていたのを思い出します。型があることで私は、かえって戸惑う経験をしていたのです。どこまでその型が使えて、どこから使えないのかを判断できなかったからです。実際、疑問形の出現で早々に5文型への信用が落ちていました。数学の方程式のつもりで型をとらえていたのも悪かったのですが、独自解釈の道を見つけなければ学習は続かなかったと思います。

ここからが本筋です。

これらの本をざっと眺めていた中で、ついでにと比較表現のところに目を止めました。自分の中で解釈が少し弱いかな、と感じていたところでしたので。私は、ここを読んでいるうちに「衝撃」に出会ったのです。見つけたのはEssentialの方の本です。

まず始めに、私は、学生の頃からこれまで、

      I'm as tall as him.          (私は彼と同じくらい背が高いです)
      I'm not as tall as him.   (私は彼ほど背が高くない)

のような表現を習っていました。
ですがその本では「not as ... as」の表現についての説明はあっても、
「as ... as」の説明が見当たりません。

ん?ん?としばらく探して、「not as ... as」を説明しているページの一番下にひっそりと「the same ... as」の表現についての説明を見つけました。

      I'm as tall as him.

の表現は、実際は、

      I'm the same height as him.

の方が一般的だったようなのです!!
as から「同じ」というニュアンスを感じてもらうのではなく、the same と明示してわかりやすく伝えているように感じます。tallは名詞のheightに。

今の学生はどちらで学んでいるのでしょうか。
私の中では、大きな衝撃でした。

確かにthe sameの表現を見かけたことはあったのですが、そういう表現もする人がいるんだな、強調したかったのかな、くらいに思っていたのです。まさか普通の表現だったとは...。
(English Grammarの本には、肯定の as … as の用法も載っていましたし、英英辞典にas tall asの例文もあったため間違いではありません)

このように、Essential の本にも、学べることがあります。
私は、結構多くの気づきが得られるため、他に脱線してばかりでなかなか読み進めないくらい。ちょうど良い今のタイミングで読み始められたことに喜んでいます。


本「実践ロイヤル英文法」によると、as … as を使って実際に「同じくらい」と表現したいなら次のように about のような副詞を付けるべきのようです。the same もおそらく同じで、次のような表現になると思います。
      I'm about as tall as him.
      I'm about the same height as him.

今回は読んでいて面白い気づきと感じたため、あとで振り返った時に参考になりそうだと思い書き残しておくこととしました。
 

☘️本:実践ロイヤル英文法☘️

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