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ポジティブな神経回路を育てよう

ポジティブシンキングや前向きに考えることは良いことです。
後ろ向きに考えたり、ネガティブになるよりも良いことは誰でも分かります。
ですが、ネガティブにも意味があります。

人間がサバンナで生活していた時、ネガティブは非常に役に立ちました。
ほんの少しの判断ミスが命にかかわるので、できるだけ危険を冒さないようになっていきました。
言うなれば、我々は臆病な猿の子孫なのです。
このようにして人間の脳にはネガティブな神経回路ができていきました。

この神経回路がなくなることはありません。
また、なくなる必要もありません。
これはこれで危険を回避したり、余計なリスクを負わないためにも役に立つからです。
ですが、同時にポジティブな神経回路を育てていくことも大切です。

物事に感謝したり、好奇心を持ったり、冒険心を持ったり・・・
こうした性質が自然と手に入ることはなかなかありません。
普段から感謝していることに意識を向けたり、好奇心を持ち続けることで、
こうしたポジティブな神経回路は育っていきます。

ネガティブな部分には居場所を与えてあげましょう。
そして、ポジティブな部分を育てていきましょう。
今よりほんの少しだけ日常の明るい側面に意識を向けていきます。
そうしてポジティブな神経回路が育ってくると、自然と物事の良い側面に意識を向けている自分に気づくでしょう。
普段感じる感情も驚くほど良いものに変わってくるはずです。

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