読書

「直感と論理をつなぐ思考法」を読んで妄想を笑うやつは妄想に殺されるって思った話【感想】


最近、自分が本当にやりたいことは何か

こればかり考えている気がします。

そこそこの会社に入って配属され日々の業務をこなす中で、その忙しさに悩殺され、他人の意識を気にして生きている日々が半年前に比べて増えた、そう思います。やりたいことはあるのに、周りに合わせてやっているうちにそのようなことを考える時間は減っていく。

こんな緊急事態をどうしても何とかしたいと思い続けていました。

そんなとき、本屋さんに行って、目に入った本がこちら。

これを読んで僕は「やっぱり本当にやりたいことのために頑張ろう」と思えたような気がします。

そんなに、心を惹きつけたこの本がどういう本なのか、

概要と感想はこちら↓↓↓

概要

昨今のビジネスパーソンは「他人モード」にハイジャックされて生きている。

どうすれば他人が満足するか

それを気にして生きている人も多いのではないか。

他人を満足させようとして論理的な根拠を意識しすぎるあまり、何かをやろうとするにも「まず根拠を示せ!!」とアイディアを棄却されることも少なくない。

妄想を口にすれば、「そんなことはかないっこない」と吐き捨てられることも多くあるだろう。

ただ一方で、スティーブ・ジョブズをはじめ根拠のない妄想から人々があっと驚くような価値を社会に提供している人・企業も数多く存在する。

妄想を実現できる人とできない人の差はどこにあるのか。

本書では自分の生活の中に余白を作って自己の内面を観察するところから始まり、ビジョン思考(妄想、知覚、組み立て、表現のサイクル)によってアイディアを実現するための方法論を述べている。


右脳的思考へ

この本を読んで一番思ったことは「脳みその使う部分が違う!!!」ということでした。

これまで就活や卒論、社会人になってからも「ふわっとした感覚的な部分ではなく、具体的な数字で説得力を見せろ」といわれてきました。

しかし、この本ではそうした左脳的(論理的)な思考ではなく、右脳的(直観的)にモノを考えることを推奨することを伝えています。

仮説を立ててから行動するのではなく、まず手を動かして行動しながら途中で具体的なものにしていく。

砂場に訳も分からず飛び込み、いつの間にか城を作っている子供のような作業を薦めています。

自分もよくあるんですけど、何回も講義を聞くより一回やってみた方が次のイメージにつなげやすいですよね。

このように手を動かしながら考える、作業をしながら具体的なイメージが作っていく。

幼いころのような失敗を恐れない心を持ち続けよう、そう思いました。

心の空白が欲しい

気持ち的な余裕、持ててますか?

気づけば朝起きて朝食を食べ、会社に行って仕事をし、残業が多く帰宅したらすぐに寝るだけの毎日。

そのような生活を続けていれば、常に仕事モードであり続けなければならず、心身ともに疲弊することは目に見えています。

そのような状況から脱却するために一日の中のほんの少しの時間でいいから、自分の夢について考えたり、現状を顧みる時間を予定することの大切さが述べられています。

「そんな時間がない!!」というのであれば、あらかじめグーグルカレンダーに予定を作ればいい。突発的に思い立った時にやろうとするからできないのであって、きっとカレンダーに予定を作れば、時間は生まれます。

一週間を振り返ったり、一か月を振り返ったり、そのような時間を作ることで現状を確認し、理想を思い描く時間を捻出することができます。

自己啓発のベストセラー、7つの習慣の中にも「1週間の予定を時間単位で立てて、スケジューリングをする」といった内容があるように、スケジューリングをするだけで日々の生活へのアプローチが変わってきます。

ぜひ、最初は1日のスケジューリングでもいいので作成することをお勧めします。


まとめ

今回、「直感と論理をつなぐ思考法」という本を読みました。

常に手を動かしながら、アイディアを視覚的に見える状態にすることで妄想を具体的に実現していくという、右脳的思考法の元成り立っています。

数字に支配されて生きるようになった現代人にとって、これまでとは全く違う方法で仮説を立てていくのだと思います

ただ、自分の夢のために本気になった時の人のエネルギーはすごいものがあります。妄想を実現する、その時の自分の行動力を今一度信じてやっていこうと心から思えました。

この本を特におすすめしたい人は
①日々の生活に悩殺されて余裕のない人
②相手のことばかり考えすぎて、自分を見つめることができていない人
③成し遂げたいことがある人

少しでも興味が持てたらすぐに本屋さんにダッシュですね!!

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読んでくださってありがとうございました。


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