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まずは疑問を持つことから_100日チャレンジ(61日目)

北斗七星の近くの銀河M101で、最近、超新星爆発が起こりました。
この天文最新トピックスは、今日参加した天体解説で知りました。
発見したのは、山形県の板垣公一さん。5月19日に観測したそうです。

超新星爆発とは、太陽の10倍以上の重さを持つ星が寿命を迎えた際に爆発する現象で、なかなか見ることができません。
北斗七星の近くと書きましたが、地球から2000万光年ほど離れた場所で起こりました。肉眼ではみることはできませんが、望遠鏡を使うと観測できます。宵の北天に高く上る位置で見ることができるようです。

夜空を眺めることは好きなのですが、春の星座、夏の大三角、位置関係と名前について覚えても、すぐに忘れてしまいます。
何よりも気になるのは、「天文学と占星術って関連性があるのか?」

「占星術の星読みでは水星逆行の影響で、情報通信、通信機器にエラーが生じやすい」とSNSで目にする機会があります。
占星術にあまり興味はないのですが、天文学とどのように結びつくのかと、疑問ばかり浮かんできます。

数か月前に、国立天文台の先生に「天文学では、水星逆行で通信エラーになるのですか?」と勇気を出して聞いてみました。
先生は目を丸くして、静かにほほ笑むだけでした。
「あ~、天文学者があきれるほどだから、関係ないかも・・・」と、記憶から消していました。

そして今日。先生にお会いすることができたので、またまた「天文学と占星術の関係」について聞きたい思いが、沸きあがってきました。
タイミングをうかがっていたところ、アシスタントの学生さんが来たので、同じ質問をしてみました。

すると、「僕も同じ疑問を持って、色々と調べたんですよ。天文学者ケプラーは占星術で生計を立てていた。その中で、天体と地上の現象の関係について調べているうちに、ケプラーの法則に気づいたんですよ。長くなるので、どこかで時間を取ってください。話したいです!!」

なんと・・・・すごく面白い展開になってきました。
日中に屋外で作業して疲れがピークだったので、改めて天文学と占星術の関係について教えていただけることになりました。

天文学も占星術も知識はゼロに等しいのですが、少し知識を得てみようとワクワクしています。
そして、つまらない質問でもなかったようで、ホッとしています。





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