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圧力をかける_100日チャレンジ(52日目)

時間がないとき、重宝するのが圧力なべ。
短時間で調理できて、いつものなべで作るよりも美味しい気がします。

圧力なべがどうして早く調理できるのか。
大気圧の記事で、気圧が下がると、水の沸点も下がると説明しました。
圧力なべでは、ふたを密閉することで内部の圧力を高くします。
圧力が高くなると、水の沸点が120℃くらいになります。この高温状態を保つことで、短時間で調理することが可能に。
火を消しても予熱でじっくり煮込め、省エネ効果もあります。
そのうえ、密閉されているので、蒸気やうま味が逃げにくい。
いいことが多いですが、圧力なべは途中で開けたりできないので、味の調整が都度できない難点が。説明書とレシピを参考にすることが、圧力なべを使いこなすポイントのようです。

なべ以外にも、圧力を利用した製品は身の回りにあります。
炭酸キーパーはポンプ部分を押して、ペットボトル内の圧力を高くすることで、炭酸が抜けにくくなります。

高圧洗浄機は、高い水圧の水を噴射することで、汚れがキレイに落ちます。あまりに圧力が強すぎると、壊れるものがあるので要注意です。

人間にとって「圧力がかかる」ことは、大きな負荷、プレッシャー、ストレスと、あまり良い意味はないようです。
タイヤの空気圧は高いと破裂の恐れが。低いと燃費が悪く、これまたパンクの要因に。なにごとも適度な圧力が大切なのですね。


書いているうちに、話しがあちらこちらと連想ゲーム状態に。
調理中の圧力、温度を測定してみたい。そして、その時々で野菜や肉がどうなっているのか見てみたい。透明な圧力鍋って作れるのでしょうか?
調べてみたら、実験器具で測定している動画がありました。


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