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大きさのちがい_100日チャレンジ(79日目)

いつかイルカと一緒に泳ぎたい。
可愛い、賢い程度の知識しかありませんが、広い海を並んで優雅に泳ぐことを夢見ています。

そんな私が、3年前に初めて知ったイルカの知識。
「クジラとイルカは同じ」
この事実を水族館の方に教えていただき、愕然としました。

クジラの仲間は、「ヒゲクジラ」と「ハクジラ」の2種類に分類できます。
ハクジラ類のなかで、体長4メートル以下のものを「イルカ」と呼びます。
えっ・・・大きさだけで、名前が違うの??

姿かたちからして、同じとは思えません。
でも、魚の中には、成長するにつれて名前が変わるものがいます。
・ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ
・セイゴ→ハネ→スズキ
・ハク→イナ・イナッコ→ボラ

「出世魚」とも言うし・・・と考えてみましたが、クジラは哺乳類です。
哺乳類だけれども、海で暮らす。
哺乳類だから、肺呼吸している。あれほど大きな体なのに、1時間ほど潜水したままで、呼吸するときに海面に上がってくる。
クジラについて調べていると、ダイビングしてクジラに出会いたい。
沖縄まで、ホエール・ウォッチングに行きたい。
海で泳ぐ実物を見たいと思うのは、博物館で骨格標本などを見ているからかもしれません。

数か月前、クジラが大阪湾に迷いこんだニュースがありました。
残念ながら死んでしまい、紀伊半島沖の海底に返されました。
その際に、海岸に埋蔵する話が少し出ましたね。

実は、博物館に展示したり、研究に使う骨格標本は、漂流して海岸に打ち上げられた大型のクジラを、海岸などに埋蔵して作ります。
数年埋蔵して骨になったところで、再度掘り起こして、標本にします。
埋蔵したら終了ではなく、腐敗する途中でガスが発生して爆発することもあるため、上手くいかないこともあるようです。

日本人とクジラとの付き合いは、縄文時代からあったとされています。
はるか昔には、哺乳類として陸上生活を送っていたクジラ。
どうして、海に戻っていったのか? 
調べれば調べるほど、不思議があふれています。

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