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縦の連携で高校通級を活性化!

高校の通級で担当する生徒には小中と通級経験している生徒がたくさんいます。ということは小学校や中学校でも個別の指導計画やその生徒の見立ては立てられていたわけです。書面上の情報手間あり年齢も違いますので、全てを鵜呑みにするというわけではありませんが、その生徒が通ってきた過程であることに間違いはありません。ですから、これまでの学びの積み重ねをうまく活かしていくことが大切だと思います。縦の連携につながり教育に一貫性が出るのではないでしょうか?今回この話題に触れたのは、中学から高校へのこの縦の連携に関しての仕組みをさらに活性化できると感じたからです。

実際に引き継ぎの機会が必ずしもあるわけではありません。担当者の意欲次第です。情報をとりに行かないと勝手には上がってきません。もちろん引き継ぎには時間も能力もお金もかかります。それだけのコストをかける価値はあると思っています。学びの場や発達段階は違えど今の姿があるのはこれまでの学びや頑張りの賜物です。その過程を知ることで、将来の指導方針はより充実すると感じています。現時点で中学校から情報を取る機会はマストではありません。私としてはアセスメントの一つのルーティンにしたいと思います。また、つながりを増やすことで高校だけでなく母校への里帰りなど新しい通級内での打ち手も広がると感じています。私は積極的に横の連携と共に縦の連携も進めていきます。実態、生育歴、現在関わる先生など、様々な情報からアセスメントしますが、そこに縦の連携を含めてさらに充実させていきたいと思います。

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