自由作文は難しい
自由作文は夏休みの宿題の定番です。
私自身、得意ではありません。
例えば、noteの記事を投稿する際も、書き出しや構成など、0から自分で作成していくのはとても難易度が高いです。
だからこそ、人の構成の型を参考にしたり、本を読んで文章が上手く書けるように型を勉強しています。
最初から子供達が自由作文を何の指導もなしに書き上げるのは難しいことが考えられます。
〇『自由』は難易度が高い
自由作文はとても難しいです。経験のない、子供たちにとっては書き出しからどうすればよいのかわからないということがあります。
仕事についても同じようなことが言えます。スケジュールが組まれていない状態から何をすべきか考えて行動に移していくことは難しいです。何をしていいのかわからない状態になります。大人でも自由に仕事をしてください。と言われるのは難しいはずです。
自由というのは難易度が高いです。
noteに記事を投稿し始めたころ、文章の構成がわからず、1記事作成するのに、多くの時間を費やしたことを思い出します。
◯真似から入る
見本を書き写すことが大切です。見本を書く練習を継続することで、見本から型を学習していきます。その型を基に書くことができるようになります。
守破離で言う、守の部分です。何度も型を学び身につけていく段階です。
◯型を覚える
型を覚えた後は、書き出しなどの定型分はそのままに自分の意見を書く部分はオリジナルにするなど、少しずつ自分で書くポイントを入れていきます。
例えば、『私は〇〇について賛成(自分の考え)である。なぜならば〜だからである。』のように決まったフォーマットがあります。
こういったフォーマットを活用することは有効な手段です。
0から自由に書くことは一見優しいようで、難易度が高いのです。
特に自閉スペクトラム症の方は特性上、『自由に』のような曖昧な表現を苦手とします。上記のファーマットのように型があることで安心して書くことができるでしょう。
文章を書くと言うことは自分の意見を述べる一つの手段です。
その手段のスキルを磨いておくことは大切なことです。
スキルを磨く段階を丁寧に設計してあげることで、文章を書くことが嫌いにならずに進めることができます。
簡単なところから少しずつ難易度を上げていくことが大切です。
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