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料理にまつわるエトセトラ

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料理にまつわるエトセトラ「言葉で料理を表現できるのか?」

料理にまつわるエトセトラ「言葉で料理を表現できるのか?」

「ベチャベチャとパサパサのどっち?」
来月はビリヤニを出しますよ、と話したときに聞かれた。んっ?
「この辺のお店は、ベチャベチャ系が多いかな」
じゃあ、パサパサ系にしますと答えた。

カバー写真は、ビリヤニを作り始めた頃のフワパラのハイデラバーディビリヤニを目指していたもの。フワパラで斑模様のビリヤニが、本物のビリヤニと思い込んでいた頃だった。

ビリヤニは、シットリ系かフワパラ系のどちらかだろう

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料理にまつわるエトセトラ「フライドオニオンは自分で揚げなければならないのか?」

料理にまつわるエトセトラ「フライドオニオンは自分で揚げなければならないのか?」

今日は別のネタを用意していたけど、コウケンテツさんのインタビュー記事を読んで差し替え。ほぼ趣味でスパイス料理を作って、ときどき振る舞っていたりもするのだけど、実は作るのは結構しんどかったりする。メニューを考えたり、材料を準備したりしているときは楽しいのだけど、作るのしんどいなーと思ったりしてた。でも、料理について人と話すのは、とても楽しい。

でもそのためには、自分で、実際に、作らねばならない。自

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料理にまつわるエトセトラ「こんなカフェでビリヤニを出したい妄想がムクムクと」

料理にまつわるエトセトラ「こんなカフェでビリヤニを出したい妄想がムクムクと」

GoTo弾丸で大阪にある国立民族博物館に行ってきた。目的は『梅棹忠夫生誕100年記念企画展「知的生産のフロンティア」』を見ることなのだが、常設展に展示されていたアフリカのカフェに心を奪われた。こんな感じのカウンターだけのこぢんまりとしたカフェで、お客さんと対面で話しながらビリヤニ屋さんができたらな〜と妄想がムクムクとわき上がってきたのだ。

8席だからワンオペでも回せるだろう。少し余裕ができたら、

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料理にまつわるエトセトラ「スパイス料理は、あっさりしているのか?」

料理にまつわるエトセトラ「スパイス料理は、あっさりしているのか?」

「すごくアッサリしていて、美味しい。やっぱりスパイス料理って、ヘルシーなんですね」いやいや、作るところを見たらビックルするくらい油入れてますよ、と答えたのだが、信じてもらえず。カバー写真は、その時に出した料理の一つ、餃子の皮を使ったサモサ風チキンキーマ包み。確かに揚げる代わりに魚焼きグリルを使って焼いたので、通常のサモサより油っぽくはなかったと思われるが。

油について書こうと思い立ったのは、酒徒

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料理にまつわるエトセトラ(試作編)

料理にまつわるエトセトラ(試作編)

昨日のつぶやきのつづき。新しいカレーの試作をしていると、ついついスパイスを足したり、手順を複雑にして味を作っていこうとするのだが、要素が増える分だけ味を調えるのが難しくなっていく。自分の力量を超えたことに気づいたところで、ようやく諦め、要素を減らす工夫をして味を決めるの繰り返し。

※カバー写真は、排骨カレーの試作から提供までを左から右の順に並べたもの。

ふと、足し算の料理と引き算の料理という言

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料理にまつわるエトセトラ(レシピ編)

料理にまつわるエトセトラ(レシピ編)

●書きたいものより書けるものを書け。

ますみさんのnote(つぶやき)を見て、書きたいネタが満足できずに下書きにたまる一方で、アウトプットは増やしたいという長年の悩みがズバッと解決。書けることから書いていこう。

今日は、レシピについて。実は、レシピを書いて公開しているのだが、悩みが多い。一番の悩みは、オリジナリティだろう。どこまでが引用として許されて、どこからがパクリなのか?時間があるときにち

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料理にまつわるエトセトラ (予告編)

料理にまつわるエトセトラ (予告編)

いらすとやさんのビリヤニ画像をカバーに使わせてもらいました。毎日同じようなビリヤニの写真では飽きてしまいますよね。いらすとやさんスゴイ。

自己紹介代わりに、料理をしたことが無かった自分が料理を始めたキッカケや、思い出に残る料理について書きたいと思いながら納得のいく記事にならず、「料理にまつわるエトセトラ」の下書きだけが増えていく。

いや、アウトプットが慎重過ぎるつもりはなかったのだけど、確かに

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