④テクニック集 【商品編 2】
プレゼンテーションで使えるテクニック集の第2弾です。
⑥サイレントフォーカス
「ここが今回一番大事なんですが・・・・・○○なんです」
「1つ目は○○、2つ目は○○、3つ目は・・・・・○○です」
大事な内容の前に一呼吸置くことで相手の記憶に残りやすくします。
乱発はインパクトが減りますので、ここぞという時に使います。
昔、クイズ番組の「ファイナルアンサー?」の後の沈黙は超極端に使った例ですね。 わかっていても思わず息を飲んじゃいました。
⑦オノマトペ
「これをやると売上がグワーーっと上がって」
「笑顔がキラキラですね」
「痛みがサーーーっと引いていくんです」
「擬音語」「擬態語」の事で、脳内イメージがしやすいのがメリット。
日本語は4500語のオノマトペがあると言われており、英語の1500語程度と比べ非常に多いです。 その分色んな表現に使えます。
特にポジティブな表現をする時に効果を発揮するのでバリエーションを多く持っておくと良いでしょう。
よく育児にも使われており「早くしなさい」より「ササっとやろうか」の方が自分から行動すると言われています。
⑧カリギュラ効果
「本気で痩せたい人以外は読まないでください」
「悪用厳禁」
禁止されると逆に興味が沸く現象で人間の「心理的リアクタンス」を利用しています。 名前は映画「カリギュラ」が一部の地域で放映禁止になったため、逆に大ヒットしたことが由来です。
日本での有名な例は「決して覗かないでください」という「鶴の恩返し」ですね。 あと、お笑いの「絶対押すなよ!」なども同様です。
⑨ツアイガルニク効果
「続きはCMの後で」
「ここから有料」
「本編で残りの2つを紹介しています」
人は途中で止められると、続きが気になるもの。
これも「心理的リアクタンス」の一種です。
まさに有料noteがそれを使っていますね笑
アニメなどの「次回予告」もまさにそう。
日常生活の中でも色んな心理学が入っており、私たちは知らず知らずのうちに操られている場合も多々あります。
少し説明をしたところで、
「あ、、これは重要だけど○○さんは該当しないかな?」
と言われると気になりますよね笑
ここに伝えたい事を盛り込みます。
⑩第三者話法
「こんな人がいました、彼は元々○○で、だけどこの商品に出会って」
「先日の方はこんな風にお金の工面してましたねぇ」
営業側が「○○してください」と直接伝えると、人は心理的リアクタンスから拒否をしたくなります。 そこで第三者の事例を伝えることで相手に教育がしやすくなります。
その際は年齢や性別、地域などを少し似せた上で伝えると効果的です。
また、商品の購入を悩んでいる時にエピソードをあらかじめ用意しておきましょう。 その際の流れも「型」に当てはめた方が楽です。
①出会い:「先日スタートされた方も色々試された後にこれを知って」
②迷い:「ただ、やはり金額で悩まれていたんですね」
③決断:「でも、散々他の方法でダメだったので、これを最後にしようということでご決断されました」
④今:「先日、お見えになったのですが、すっかり状態がよくなって非常に喜ばれてました」
同じ内容で「マイ・フレンド・ジョン・テクニック」と紹介されている場合もあります。
以上、5つを紹介しました。
営業だけでなく、日常生活でも使えるものばかりですよね。
逆に言うと、私たちの日常で目や耳に入ってくるものは何らかの
心理学が使われているのです。
そこで面白いのが、「あ、これはこの技を使っているな?」とわかっていても思わず影響されちゃうんですね。
youtubeのサムネで「閲覧注意」は気になりますねぇ笑