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考えるイノシシ

おはようございます。
行動することに躊躇して、カッコ良い言い訳を本気で探していた過去がある知識モンスターのコマリストです。

さて、皆さんはこれらの言葉を聞いたことはありますか?

「やりたいことを躊躇していても命には限りがある」
「何かをするより、何もしないことのほうが辛い」
「自分に何ができるかを知っている人間は自分以外にないが、自分さえ試みるまではわからない」
「いかなる犠牲、いかなる危険を伴おうとも、すべての危険の中でもっとも大きな危険は、何もしないということである」

これは、いわゆる「名言」と呼ばれる言葉たちです。
残念ながら、私の言葉ではありません。

世界中の偉人たちが"行動することの重要性"について語り、時を超えて「名言」として残っています。

それほどまでに"行動すること"は重要で、
それほどまでに"行動できない"人が多いということです。

まず、大前提として「名言」として語り継がれるということは、多くの人が行動することの重要性については認識しているけれど、実際に行動することができていないということです。

なので、現時点で行動できていないことを悲観する必要なんて1ミリもない。むしろ"みんなそうなんだな"と、気楽に捉えてほしいです。

大事なのは、過去じゃなくて未来です。これからどうするかを考えながら、ワクワクした気持ちをもってこの先を読んで下さい。

ということで、本題です。

まず、行動してみるということの重要性については、皆さんが認識していることだと思います。

けれど、「ただやみくもに行動する」だけでは、せっかくリスクを恐れず前に足を踏み出したのに、すぐに壁にぶつかってしまいます。

以前の私がそうだったのですが、
「猪突猛進」という言葉がぴったり当てはまるほど、後先を考えずにとにかくやってみてから、考える。むしろ、やりながら考えるという感じでした。

もちろん、やらないよりはやった方が良いと、今でも思っているので100%間違っていたとは言いません。

けれど、最近は少しだけ大人になって、"時間は有限だ"ということを忘れてはいけないなと考えるようになりました。

JUST DO IT!

これは、皆さんもご存じのメーカー「ナイキ」で1988年に提唱され、今でも企業の中で大切にされている言葉です。

これ、直訳すると「とにかくやれ!」となりますが、この言葉だけだと以前の私状態ですね。
#猪突猛進
#鬼滅の刃は関係ない

後先を考えずに行動するとどうなるか?
先ほど書いた通りすぐに壁にぶつかって、何とか乗り越えてもすぐ壁にぶつかる。これを繰り返すことになります。

この壁を乗り越える時に重要になるのが"理念"だったり"ビジョン"だったりするわけですが、この話は長くなるので別の機会にします。

理念やビジョンを明確にして、壁にぶつかりながらも前進し続ける。
何度もくじけそうになりながら、"諦めたらそこで試合終了ですよ"と安西先生に背中を押されながら、懸命に頑張り続ける。
#スラムダンク映画化おめでとうございます

チョーかっこいいですね。

けれど、もしもこの方が
「何も実現できないまま人生を終えたら」

皆さんはこの方の行動を正しかったと思えますか?
この方のように自分もなりたいと心から思えますか?

こんな質問をすると、”結果よりもプロセス”さんが登場して、熱弁をふるうわけですが、私も含めて多くの人はなかなかにドライです。

というより、自分の人生というものに真剣に向き合っているからこそ、この熱弁を理解はできても共感はできないんです。

そりゃそうですよね。自分だけの人生ならそれでいいかもしれません。
けれど、挑戦を継続する中では、色んな人を巻き込んで、人によっては守らなければならない存在ができて、自分は変わらなくても周りの環境は変わっていくんですから。

ちなみに、誤解無きようにお伝えしておくと、少なくとも私は「守るべきものがあること」は挑戦しない理由にはならないと考えています。

子どもが大きくなった時に、
"お前がいたから、俺はやりたいことができなかった"なんて言いたくない。
"お前がいたおかげで、俺はやりたいことを続けられた。だから、お前もやりたいことを全力でやってほしい"と言いたいのです。

すみません。いつもの癖で、かなり話が逸れてしまいましたが、ここで本題に戻ります。
#反省しても改善されない

何をお伝えしたいかというと、後先考えずに行動することのデメリットについても、ちゃんと知っておいて頂きたいなということです。

デメリットとは何か?
それは、「時間が無駄になる可能性がある」ことです。

成功することが約束された挑戦は世界中どこを探しても見つかりません。
というのも、それは挑戦とは呼ばないから。

なので、どこまでいっても「挑戦」には「成功しない」というリスクが伴います。
#失敗ではない

不老不死の能力を身に付けている方以外は、時間が有限であることをご理解頂いていると思います。なので、時間を無駄にはしたくないはずです。

では、時間が無駄になる可能性があるから挑戦しないのか?
というとそれも違います。

どーしたらいいんだ!
と怒られそうですねw

やっとその答えをお伝えします。それは、
「引き際を見極める」ことです。

具体的には、
行動してみた結果、行動する前と比べると”情報量”は間違いなく増えています。そこで得られた情報を活用して、「この道は自分の求める成功に続いているか」ということを立ち止まって考えてほしいのです。

そして、その際に”自分の求める成功”を何度も何度も言語化して、磨き上げていってほしいのです。

行動したからこそ見えてくるものがあります。
そこで、立ち止まって考えて、その先にゴールを"より明確に"イメージすることができればそのまま突き進む。

逆に、あれ?なんか違うな?
と思ったら、スパッとやめて別のゴールに向けて歩きはじめる。
#恥ずかしくなんてない

この初動が早ければ早いほど、たくさんの挑戦ができるし、最終的には本当に求めるゴールに到達できる可能性が上がります。

周りからは、
「あいつは何がしたいんだ?」
「あいつはいつもブレてる」
「何屋さんなのかわからない」

とか、いろんなことを言われるかもしれません。
ほっとけばいいんです。あなたの人生なんだから。

色々言ってくる周りの人たちは、あなたの人生の責任なんて取ってくれません。

I love me」でも書いた通り、人は自分のことにしか興味がないのです。


で、この引き際についてもう少し丁寧にいきます。
実は、行動を始めてから振り返りをするタイミングや引く際の基準を決めていたら、遅いです。

というより、行動を始めてからは思い入れが強すぎて、冷静に判断することはできない人が多いです。

なので、行動に移すそのタイミングに「何をやるのか」を小さなステップで考えるだけでなく、「撤退の基準」と「見直しのタイミング」をセットで決めておいて頂きたいのです。

もちろん、実際にはこのタイミングで決めた「撤退の基準」を守らないという選択をすることもあるかもしれません。

けれど、先に決めておくことで"手遅れ"になるリスクを下げられるんです。
だって、自分が決めた撤退基準と比較してこの先の行動を再検討するんだから。

後先考えずに行動して、他人から色々言われて弱気になる人をたくさん見てきました。

これは、本当にもったいないと思います。
そうならないためにも、”自分で決めた基準”を持っておいてほしい。

そうすることで、他人からの心無い言葉にも自信をもって立ち向かえます。そして何より、自分の行動にメリハリが生まれるのです。

今日の話が、せっかく行動したのに諦めてしまった過去をお持ちの皆さんの、未来の挑戦を少しでも後押し出来たら嬉しいです。

最高にワクワクする挑戦を一緒に続けていきましょう!


ということで、本日のまとめです。
・行動の重要性
・ただ、やってみることの弊害
・挑戦を最高のものにするために

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