欠点の裏にあるもの。
【ラジオ体操246日目】
こんばんは。
どうしても、苦手なことを克服するための努力をしようとしてしまうムダの塊コマリストです。
今日は『弱点を克服することの弊害』というテーマで書いていきたいと思います。
皆さんには自覚している欠点があるでしょうか?
私の欠点は、絶望的な忘れ物の多さです。
私に対して”自分は忘れ物が多い”と話してくる人のほとんどが、私からすれば忘れ物の少ない人ですw
私の忘れ物は、1日の内に10個近くあるというレベル。
それもほぼ毎日です😅
忘れ物の多さレベルの自慢は本文でさせて頂くとして、今日は欠点と長所は表裏一体であるというお話です。
自分の欠点ばかりが気になるという方は、ぜひ読んでみて下さいね。
治らない忘れ物
まずは、私の忘れ物がどんなレベルなのかということについて。
小学生の頃、元気よく自宅を出発し、集団登校した私は学校に着いてから大きな忘れ物をしたことに気づきます。
忘れたものは「ランドセル」。
これが無くては授業を受けることが出来ないというレベルの忘れ物ですよね。
もちろん、その後の学生生活でも大量の忘れ物を繰り返します。
大人になった今でも、仕事に向かうために自宅を出た後に、仕事で使うPCを忘れたことに気づいたり。
忘れたものを取りに戻った際に、一旦置いたカバンをそのまま忘れたり。
タバコを買いに出かけたのに、途中で喉が渇いたことに気づいて、飲み物だけ購入して帰宅したり。
こんなレベルの忘れ物を日常的に繰り返しているので、もはや矯正することも諦めています。
というより、この欠点と表裏一体の関係にある”1つの長所”を活かすためにも、矯正することを辞めました。
表裏一体の長所
では、私の致命的な忘れ物と対の関係にある長所とは何なのか。
それは、
「失敗を顧みない行動力」
何かしらの行動をする際に、きっちり準備をして、入念に確認をして、計画通りに進めていくことが出来れば『忘れ物』なんてしません。
ということは、私はこれらをすることが苦手であるということです。
では、この裏側にあるものは何なのか?
準備が不十分でも、情報が不十分でも、結果が不明確でも、挑戦して前に進むことが出来る。
これが、私の致命的な忘れ物との対の関係にあるものです。
そして、大事なのはここからです。
今の私に仕事を依頼してくれる方や、私を支えてくれる人は、私の欠点ではなく、長所に魅力を感じてくれているはず。
つまり、誰も私が欠点を克服することなんて望んでいないんです。
”お客様の為に出来ていないことを改善する”という考えを持っている方がいます。
この考えが間違っているとも、悪いとも思いません。
ただ、私とは違うかなというだけ。
今のお客さんは、
現時点で出来ていないことを改善するあなたを求めているんでしょうか?
それとも、
現時点であなたが他人よりも上手く出来ることに魅力を感じているんでしょうか?
”お客様の為”
という言葉を使うのであれば、目の前のお客様が、あなたの『何』に対して魅力を感じ、対価としてのお金を支払っているのか考えてみてほしいです。
その改善活動は、本当にお客様が求めているものでしょうか。
お客様は、あなたの長所がより磨きあげられていくことに価値を感じるのではないでしょうか。
自分の欠点ばかりが気になるという方は、今一度、考えてみて欲しいんです。
価値を提供したい相手は、あなたの弱点克服を心から望んでいますか?
下手に改善することで、没個性状態に陥ったり、今ある長所を失う可能性すらある。
こんな視点で向き合ってみると、努力の方向性が変わるかもしれませんよ。
じゃ、またね!
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