言葉の力~感謝と謝罪~
【ラジオ体操16日目】
こんばんは。
”ありがとう”を言いすぎて、いつも心の底から感謝してないんじゃないかと疑われてしまうコマリストです。
今日は、「優しい人」になりたいと思っている私が、普段から意識的に行っている『感謝を伝える』『ちゃんと謝る』という2つをテーマに書いていきます。
いきなりですが、質問です。
コンビニや飲食店などで、店員さんに横柄な態度をとる人って周りにいませんか?
私はこういった方をよく見かけます。
正直、見ているこっちがモヤっとしてしまうし、直接こういった態度をとられる店員さんは、よほどできた人でなければイラっとしているだろうなと思います。
そして何より、”もったいないな”と思います。
少し言い方を変えるだけで、何かのサービスを受け取れるかもしれないですし、そもそも日常的にこんなことをしている人は、その人間性を大体見抜かれてしまいます。
”この人、何となく嫌だな”
そんな印象を、周りの人に与えてしまっていることに気づかないと、いくら取り繕っても、バレます。そして、仕事の成果にも影響してしまいます。
「習慣が人を作る」
アリストテレスの有名な言葉ですが、本当にその通りだと思います。習慣って、こういった小さいことの積み重ねだと思うんです。
本人が思っている以上に、周りの人は”敏感に”キャッチしています。
感謝の言葉
”ありがとう”
最後にこの言葉を伝えたのは、いつだったか思い出すことはできますか。
この言葉の持つ力は絶大で、受け取った相手に”必ず”プラスのエネルギーを届け、発した本人の評価をあげてくれます。
しかも誰もが知っています。
たった5文字の言葉で、自分も相手もプラスにできる言葉なので、使わないのはもったいないです。
#魔法の言葉
#使いすぎると私みたいになる
例えば、冒頭のコンビニや飲食店のケース。私は商品やお釣りを受け取るたびに”ありがとう”と伝えます。
これを繰り返していると、店員さんの表情も柔らかくなって、向こうから話しかけられるようになることもあります。
別に仲良くなりたいわけではないですが、相手の対応にはちゃんと答えたいなと思うんです。
というのも、商品を購入して、その対価としてお金を払った"だけ"なのに、店員さんは帰り際に”ありがとうございました”と声をかけてくれます。
これって、当たり前ではないと思うんです。少なくとも私は店員さんの接客にお金を払った覚えはないです。あくまでも商品にお金を払っただけなのに、店員さんから感謝の言葉をもらえる。
これをもらうばかりだと、”クレクレ君”みたいで嫌だなと考えている私は、自然とこちらから伝えるようになったというわけです。
これを意識的にやり始めてから6年以上になりますが、今では完全に染み付いて、どこへ行っても自然と”ありがとう”が出てしまいます。
#これこそ習慣
そして、明確に効果を実感しているんです。
その効果というのは、私自身が”優しくなりたい”と思っているのに、周りが私に優しくなったことです。
相対的に人より優しくなりたい私としては、自分の優しさレベルをさらに上げないといけないというオマケがつきますが、とにかく色々と物事を進めやすくなったなと感じています。
#イージーモード
謝れる人はすごい?
これは、私が20代前半からいつも感じていたことですが、『良い上司や、良いリーダーほど、自分が悪い時に素直に頭を下げられる』傾向があるなと思います。
教育やマネジメント的には、上司は部下に頭を下げないほうが良いという考え方もあるのかもしれません。
けれど、明らかに自分が間違った時に、謝ることもなく”言い訳”していたら、それこそ誰もついてこないんじゃないかなと思います。
というより、それをやってる本人も”自分がされて嫌だった”記憶があるはずです。
なのに、自分に部下がついたり立場が上がると、謝らなくなる人が多くなる。別に部下に嫌われてもいいと思っているのであればいいですが、好かれている方が、圧倒的に仕事はしやすいですし成果も上がりやすいと思います。
何より、そんな上司の姿を見て育つ部下は、”自分のミスを隠す”人材になっていきます。
そんなチームで良いんですか?
そんなチームを作ったのはあなたですよ?
「組織はリーダーの器以上に大きくならない」という言葉があります。そもそも器って何なのか?という議論もありますが、少なくともミスを認めずに言い訳したり、話を逸らす人の器が大きいとは私は思いません。
❶ 事実を俯瞰して、自分に非がある時には誰よりも早く頭を下げる。
❷ プライベートでも、相手の価値観を尊重して、悪いと思ったら言い訳せずに謝る。
これを繰り返していくだけで、自然と自分の器が大きくなって、ついてきてくれる人も多くなると思います。
〇〇のせいで成果が上がらない。
〇〇のせいで目標が達成できない。
こんな風に自分以外の何かを責めるのではなく、”自分に非があるのではないか”という視点を常に持ち続けることで、気づかないうちに成長できます。
で、悪いと思ったらすぐに”ごめんなさい”しましょう。
もちろん使い過ぎは良くないですが、ごめんなさいも、ありがとうに勝るとも劣らない魔法の言葉です。
まとめ
つい最近、『言葉の力』について書いたので、その中でも私が習慣的に使用して"確かな効果"を感じている「ありがとう」「ごめんなさい」の2つの魔法の言葉を掘り下げました。
日本人は空気を読む人種なんて言われたりもしますが、私は伝えないと伝わらないことだってあると思っています。
少しでも、有難いなとか、悪かったなと思った時には率先して言葉にして伝えるようにしてみて下さい。
普段、伝えない人だと、最初は驚かれるかもしれません。そして、自分自身にも違和感があるかもしれません。
その相手の驚きや、自分の中にある違和感は、自分を成長させて人生を生きやすくする種なんです。
言わなくてもわかるでしょ?
そんな頻繁に言わなくてもいいでしょ?
そう思う気持ちは分かります。
けれど、あえて険しい道を生きたいわけでないのであれば、四の五の言わずにやって下さい。
言わないと何一つ伝わらない。
言い過ぎだと感じるくらいがちょうど良い。
こう考えて実行して、『口癖』になった頃、絶対に今よりも生きやすい状態になっていることを保証します。
今日も最後までありがとうございました。
じゃ、またね。
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