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当たり前を当たり前に。<810/1000>

【ニコチンレス生活830日目】
【ボイストレーニング212日目】
【記事の朗読70日目】

こんばんは。
どれだけお膳立てをしたところで、当事者がやる気を出して行動をしなければ求めている結果には到達することが出来ないということを痛感しているコマリストです。


年度末が近づいてきているので、来年度の年間計画が佳境を迎えている企業も多い時期になってきました。


この時期になると、今年度の着地が見えているので、企業にしろ行政にしろ、税金対策のための投資が活発になったりします。


利益圧縮のために、年度内に予算を計上したい企業と、その動きに振り回される従業員。


分配された予算を何とか使い切りたくて、公共工事を詰め込もうとする行政と職員。


なんだか慌ただしい雰囲気がするので、この時期はあまり好きではありません。
#確定申告
#いつも追い込まれるし


私は仕事柄、この時期に関わる企業さんから来年度の事業計画と、これに係る従業員の行動計画に関する相談を頂く機会が増えます。


なので、数年後の企業イメージを確認し、着実にステップアップしながら、そのイメージに近づいていけるような計画の策定と、進捗管理のためのインジケーターの設定をお手伝いします。


月次でどんな数字を把握し、どんな行動をとり、どんなタイミングで改善を実施していくのか。


かなり細かいところまで詰めて、言語化することで、誰が見ても同じ水準で仕事に臨むことが出来る状態を作っていく。


関係者を全員把握して、担当者を明確にし、TODOを洗い出し、順序だてて、、とこれでもかというくらいにお膳立てする。


ここまでやれば、誰でも行動に移せるし、行動すればスピードの早い遅いはあるにしろ、目指すゴールには近づいていくことが出来る。。はず!


本気でそう思いながら支援活動を行っているのですが、たまにどうしたってゴールに近づけないパターンに遭遇する。


そして、その原因は、たったひとつ。


どれだけ精緻に作りこんで、会議の場では担当者がやる気を見せていても、会議が終わったら現実に引き戻されて、日々の仕事に忙殺される毎日に戻る。
#ホントこれ


気づけば、月に一度の会議の日が目前に迫っていて、焦って数字を集めて先月とほとんど変わり映えしない月次報告を作る。
#報告だけの会議
#本当にムダ


しかも会議の席では、できなかった理由や来月からどう挽回するのかといった前向きな報告をしたりするものだから、本当の問題をスルーしてしまったり。。
#報告が上手い  
#そんなスキルはいらない


もしもこれから、来年度の計画を立案したり、今期の振り返りを行う立場にある人は、心してほしい。


会議の席を取り繕うことが難しい、より具体的で実践レベルまで落としたものを作りましょう。


聞こえの良い言い訳をしっかり見定めて、ぶった切りましょう。


きっちり作って、しっかり運用する。


結局、当たり前のことをどれだけ当たり前に行えるのかが一番重要だということです。

じゃ、またね〜!

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