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苦労と成長と若さと<227/1000>

【ラジオ体操530日目】
『ニコチンレス生活251日目』

こんにちは。
若いうちの苦労は買ってでもするようにと教えられてきたけれど、若いうちっていつまでのことを言うのかが分からないコマリストです。


今日は『苦労から開放された時に成長は止まる』というテーマで書いていきたいと思います。


失敗は成功の母
若いうちの苦労は買ってでもしろ


こんな言葉を聞いたり、目にしたことがある人は多いと思います。


実際に、これを学生時代から意識し続けているような人もいるし、苦労を避けるように生きている人もいますよね。


この言葉は、紀元前500年くらいに編纂された中国の古典が由来になっているとかいないとか。
#2500年前
#中国4000年の歴史


こんなにも昔に書かれた言葉が国も時間も超えて現代まで語り継がれてるって、中国すごいですね。


ちなみに、この時代の平均寿命はせいぜい40歳くらいだったんじゃないかと思いますが、「若いうち」とは何歳を指していたんでしょう。


今日は、出来れば苦労はしたくないけど、苦労しないと成長は無いよね〜というお話です。


20年後に苦労したくないから、苦労の前借りをするんだくらいの感覚があると良いと思います。

成長と苦労

さて、若いうちの苦労は買ってでもしろと言われたところで、いつまでが若いのかというのが明確になっていないと、いつまで苦労すればいいのかが分かりません。


ということで、「若いうち」という言葉について少し考えてみたいと思います。


そもそも「若い」の反対語は何なのか?


考えたことも無かったので、少し調べてみましたが、明確な対義語というものは無いみたいです。


老若男女という言葉があるくらいなので、「老人」とか「年寄り」みたいな言葉なのかと思っていたので、少し驚きました。


若いの反対は、『若くない』という言葉になるみたいなので、「若い」という言葉をそもそもの意味から定義するのはなかなか難しそうな気がします。
#相対的なもの
#決まりはない


ということで、若さの象徴について私なりに考えてみました。


”君はまだまだ若いな”


こんな言葉が使われる時、この言葉を否定的な意味で捉えると、「経験が足りない」とか「思慮が足りない」などの意味になると思います。


つまり、『足りない』というのがキーワードになる。
#何となく嫌


逆に、肯定的な意味で捉えると、「勢いがある」とか「伸びしろがある」といった意味になる。


個人的には、ザ・ポジティブ人間を標榜しているので、後者を採用したいところです。


ということで、『若い=勢いがある/伸びしろがある』と定義した時、
「若いうち」という言葉は『成長』と関係がありそうだということが見えてきます。


”若いうちの苦労は買ってでもしろ”


この言葉の本質は、成長を望むのであれば、自ら苦労を買って出るように心掛けなさいということなんじゃないかと思う。


つまり、年齢など関係ないということ。


口では成長を望んでいると言いながらも、どうやって楽をするかということばかりを考えて、苦労を避けている人は「若い人」ではない。


伸びしろも無ければ、成長も無い。


こう考えると、いつまで経っても苦労している状態というのは悪いことではないなと思えてきますよね。

実年齢と苦労と若さ

若いうちという言葉を、私なりに定義して、苦労と前向きに向き合うことの重要性について書いてきました。


ここまで書いたことに、反対意見を持っている人もいると思います。


若いうちってのは、あくまで年齢的なものだ!


分かりやすく言えば、こんな風に考える人もいるということ。


別にその考え方が間違っているとは思いませんが、苦労を自ら買って出るような生活をしている人は、肉体的にも若々しいというのも事実だと思います。
#経験上


『この2年間で、コマリストさんはもっと若返るよ!』


私が、20代後半の頃に通い始めたMBAの教授からこんなことを言われました。


当初は意味が分からないことを言ってるな~と思っていました。


けれど、この言葉を私に投げかけた教授の年齢は当時で75歳。現役バリバリの経営者であり、投資家でありコンサルタントであり教授でした。


実は、この方は一昨年亡くなられてしまったのですが、亡くなった当日も朝から事務所に出勤していき、翌日になっても帰ってこないので、心配した家族が見に行ったところ、事務所のデスクで亡くなっていたという強者。


最期の最期まで現役バリバリで、「若々しい」という言葉が良く似合う方でした。
#理想の人生
#カッコよすぎ


その言葉を頂いてからの2年は、今思い出すと二度と経験したくないなと思えるほどの過密スケジュールで、会社員をしながら夜間も土日も大学で学び続けるという生活をしていました。


卒業の年には、この教授の言葉の意味を身に染みて理解していました。


それは、同級生と比べて、見た目も中身も若返っている自分がいたから。
#ピーターパン
#少年の心を取り戻した


嘘だと思うかもしれませんが、当時の会社の同僚からもよく言われました。


頭がパンクするくらい使い倒して、忙しいをキープし続けることで、細胞は活性化されてどんどん若返る。
#キープビジー
#効果


実際、普段お会いする経営者の多くが、本当にびっくりするくらい若々しくて、そういった方と話をすると必ずと言っていいほど「苦労」の話が出てくる。


”若いうちの苦労は買ってでもしろ”


この言葉は、”苦労を感じなくなった時に人は老いていく”という意味の言葉でもあるんだと思います。


そう考えると、死ぬ直前まで自ら苦労を取りに行けるような若者でありたいですね。

じゃ、またね!

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