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は、初めまして。コマリストです。

【ラジオ体操94日目】

こんばんは。
人見知りのくせに、目立ちたがり屋という矛盾する性質を持っているので、カッコつけようとしてダダすべりしまくっているコマリストです。


今日は『自己紹介』というテーマで書いていきたいと思います。


研修やセミナーなど割と大人数の”学びの場”に参加した時に、自己紹介を求められることってありますよね。


頻繁に参加する人であれば、いくつかのパターンを用意していて、状況に合わせて使い分けたりしていると思います。


けど、そもそも人前で話す機会なんて、そんなに多くない人の方が多いので、自己紹介が苦手だという人ってかなりいるんじゃないかなと思います。
#コマリストは本当に苦手
#できればしなくない


そもそも、自己紹介の方法について、教えてもらったことがある人の方が少ないのでは?と思いますが、どうなんでしょう。


2年ほど前に、大学生向けキャリア教育のカリキュラムの一環として、一コマを使って「自己紹介」をテーマにしたことがあります。


講師の私は、はじめて自己紹介について”ちゃんと”学んで、教材に落とし込む作業をしたんですが、その時の学びが、実は社会人にとっても有効なんじゃないかなと思っていたり。


ということで、自己紹介に関して多くの人が勘違いしていそうなポイントを整理してここに書いておきたいと思います。

自己紹介の目的

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皆さんにとって、自己紹介の目的って何ですか?


人によって若干の違いがありそうなので、今回の内容を分かりやすくするために、コマリスト的自己紹介の目的を2つ定義しておきたいと思います。


私の定義は、
❶講師を含む参加者に自分を知ってもらうこと
❷自分以外の参加者のことを知ること


当たり前のことかもしれませんが、あえて定義したのは”出来る人アピール”とか”相手に一目置かれたい”とかの目的の方がいたりするので、それらとは一線を引いておきたいんです。


ということで、自己紹介の目的をこの2つに定義した場合に、それぞれの目的を果たすために実施すると良いことをまとめていきます。

自分を知ってもらう

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自分を知ってもらうという目的で考えた時、複数いる参加者の中で何番目に自己紹介するのが正解だと思いますか?



正解は、、、
例えば、30人が参加している場合、30番目が正解になります。


え?1番最初じゃないの?
と思った方、聞き手の立場で考えてみて下さい。


自分が相手の自己紹介を聞いている時、自分順番が後に控えている状態で何を考えますか?


多くの方が、”何を話そうか”ということで頭がいっぱいだと思います。


つまり、自分よりも前に自己紹介している人の話は、話半分か、最悪の場合は聞いてすらいないんです。


何となく、真っ先に手を挙げて自己紹介した方が印象に残りそうなものだと思っている人の方が多い気がするので、相手目線を意識してみよう!ということをあえて書いてみました。
#コマリストは真っ先に手を上げるタイプ
#勇気を出したのに損しちゃう

参加者のことを知る

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2つ目の目的である参加者を知ることを重視する場合、どんなことを実施するのか。


それは、自分の自己紹介が後に控えていようとも、自分の話すことを考えるのではなく、しっかり他の参加者の自己紹介を聞いてメモしておくことです。


これは、当たり前のことなんじゃないの?と思うかもしれませんが、実際に自分の自己紹介が後ろに控えていると、聞いているようで聞いていないという状態が起こるので、意識的に”聞く姿勢”を整える必要があります。


これをやることのメリットはいくつかあります。


まず、ほとんどの人が自分の自己紹介で何を話すのかしか考えていない状態なので、他人の話を聞いていません。


ということは、しっかり聞いていているという当たり前のことをするだけで、周りの人よりも特別な存在になれるんです。


なにより、人は自分のことに興味を持ってくれる人のことが好きです。なので、しっかり聞いておいて、あとから「○○さんですよね!自己紹介で話していた××のことが気になったんで話しかけました」なんて話しかけられたらどうでしょう?


その一言で、”この人、何となく好き”という印象を相手に与えることができますよね。


そして、もう一つのメリットは、自己紹介が上手な人がどんなストーリーで話しているのかということを学べるということです。


他人を惹きつけるような自己紹介ができる人は、30人くらいが参加する会であれば1人か2人程度はいるものです。


その上手な人たちが、何を話していたのかということはメモしておくとして、どんなストーリーで話をまとめていたのかということを学ぶと、自分自身の自己紹介スキルが格段に上がっていきます。


これを繰り返していくと、”レベルが上がった自分”が惹きつけられる相手の話の構成を学び続けるので、自分のレベルはドンドンと上がっていって、気づけば自己紹介終了後にたくさん話しかけられるようになっていきます。


相手の話をしっかり聞くことで、周りと差をつけて、相手から好印象を持ってもらえて、自分自身のスキルも向上する。


これは実施しない理由が無いですよね。

まとめ

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今日は『自己紹介』というテーマで、人前で自己紹介をするタイミングで話し手として、聞き手としてのそれぞれの立場で何を意識すると良いのかということについて書いてきました。


コロナの影響で、リアルで集まって研修に参加したりセミナーに参加したりする機会が格段に減少しています。


けれど、研修講師や学習系の講師、コンサルタント達はオンラインではなくオフラインで開催することのメリットを感じている方が多いので、近い将来、オフラインの機会というのは必ず戻ってくると思います。
#ビジネス的にもオフラインを好む
#熱量とかいろいろね


長い期間、オンラインでのやり取りにしか参加していなかった人達が、こういった場に出てくるようになると、必ず”何を話そう”と悩むことになる。


そんな時に、今日の話を思い出してもらえると、少しだけ余裕を持って自己紹介の時間すら学びに変える最強の参加者になることができると思いますよ。


皆さん、大いに学び、挑戦して、成長していきましょう。

じゃ、またね!

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