ルールとは先人の知恵<501/1000>
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【ニコチンレス生活523日目】
こんばんは。
定時という時間に縛られない働き方に憧れていた5年前の私は、定時という仕組みの素晴らしさを理解していなかっただけだと思い知らされているコマリストです。
今日は『ルールを否定する前に』というテーマで書いていきたいと思います。
もっとこうすれば効率が良いのに。
こんなルールがあるせいで成長が阻害されている。
ルールを守ることが目的になってるんじゃないか。
会社員であった頃の私は、ルールは破るためにあると言わんばかりに、会社や社会のルールや常識を疑い、どうやって出し抜くかばかりを考えていました。
#社会不適合者
#性格悪い
ルールにさえ従っているのであれば、何をしても良いと考えていたので、いわゆるグレーゾーンみたいな部分をうまく活用してサボってみたり、成果を大きく見せたりしていました。
#真似しないでね
改善の基本は「固定観念を捨てること」だと考えていたところもあって、ルールなんてなくなればいいとすら考えていた時期もあります。
今日は、ルールが作られた背景を知ることで、社会のルールが先人の知恵の集合だということを知ることができるというお話です。
未だに”常識”という言葉は好きになれないんですけどね~笑
自由を求めたあの日
今だからこそ言える恥ずかしい話ではありますが、会社員を辞めて独立すると決めた時、密かに抱いていた気持ちがあります。
それは、独立を果たしたら、毎日早起きして満員電車に乗らなくても今よりも充実した生活を送ることができるようになる。というもの。
確かに、会社員でなくなると、基本的には全ての決定を自分ですることになるため、誰に叱られるわけでもないし、クビを切られるということもありません。
極端な話、丸一日寝て過ごしていたって、収益さえ得られれば生活に困ることも無いし、誰にも起こされたりしない。
3度の飯より寝ることが好きだった当時の私にとって、こんなにも魅力的なことは無くて、独立したら睡眠時間を増やすぞ~と心に決めていました。
#今思うと
#ただのおバカさん
ここから先は書かなくても想像できるかもしれませんが、現実はそんなに甘くないということを思い知らされることになります。
会社員時代は、日本人ならほぼ全員が知っているというくらい知名度のある会社で働いていたので、会社のネームバリューで勝手に自分には価値があると勘違いしていたところがあります。
#こういう人は意外と多い
#個人の名前で勝負出来る訳では無い
しかも、そんな会社の中で、同僚や上司から「コマリストさんは絶対にうまくいく」と太鼓判を押されて天狗になっていたので、会社の看板が外れた私が無価値であるということに本当の意味では気づいていませんでした。
#天狗の鼻
#秒で折れた
いざ独立してみると、今日も明日も明後日も、やることが無いんです。
今思えば、やれることはいくらでもあったし、時間なんて足りないくらいなはずなのに、売上に繋がるお客さんとのコネクションがあるわけでもない状態では、全く行動を起こすことができませんでした。
#これがリアル
#恥ずかしい
情報発信しても反応が無いかもしれない。
営業に行っても門前払いされるかもしれない。
こういった”かもしれない”に邪魔されて、やりもしないうちから行動を制限してしまったので、不安だけが目の前にあって何もしていないというクソニートが誕生しただけでした笑
#根拠のない自信だけ
#無駄に持ってた
当たり前ですが、こんな不安な状態でゆっくり眠ることができるはずもなく、睡眠時間は減る一方。
欲しかった長時間睡眠は全く手に入りませんでした。
先人の作り上げたもの
時代の変化とともに、様々な技術革新が起きた結果、多くのルールが見直しを迫られています。
#そもそも
#ゲームが変わってる
確かに元々のルールが全く機能しなくなったという事例は少なからず存在しています。
ところが、戦前に作られたルールでも、今なお変わらずに機能しているものもたくさんあるわけで、それらのルールが作られたルーツを探るとたくさんの学びを得られます。
#どうやって考えたんだろ
多くのルールが、戦や戦争を想定したものになっていたり、学びの質や生産性を高めるなど人間の性質に準拠したものになっていたりと、本当によく練られています。
例えば学校の『授業時間』にしても、成長に合わせて増えていく集中力の限界時間をベースに作られている。
#測定してるのかな
会社の定時も、24時間という一日のリソースを効率的に配分し、生産性を高めつつも身体に負担をかけすぎないように考えられている。
#モチベーション維持もある
会社員として働いていると、時間に縛られているようで嫌だと感じることも多いけれど、むしろ独立したあとの方が時間に追われる感覚になります。
会社員として対応来ている時は、夜の21時とか23時にお客さんから連絡が来ることはほとんどないはず。
#仕事によってはあるけど
だけど、独立するとそんなものは全く関係ない。
何時であろうが連絡は来るし、時間が決まっていないから超短納期の無理難題の案件も当たり前のように投げ込まれる。
#聞いてたんと違う
#これがリアル
余裕のある案件は、実績のある大手に任せたいと思うのが普通なので、キツイ仕事が多いのは当たり前の話です。
ということで、1日8時間で終わる仕事なんてほとんど受注できないというのが独立して数年間の実態。
休みもあってないようなもんだし、1日15~20時間働くのなんて普通のこと。
#仕事によるのかもね
それでも倒産してしまう会社が多いんだから、もう地獄でしかない💦
よくよく練り上げられた先人のつくりあげたルール。
否定するのは簡単ですが、せっかくルールに守られているのなら、そのルーツや背景を調べてみると面白いと思いますよ。
じゃ、またね〜!
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