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目に見えないからこそ<228/1000>

【ラジオ体操531日目】
『ニコチンレス生活252日目』

こんにちは。
目に見えないものや、今すぐに価値を発揮しないものを選ぶ時には、中身よりも人を重視しているので、自分も選ばれる人になりたいと思うコマリストです。


今日は『理解が難しいからこそ”人”が重要』というテーマで書いていきたいと思います。


つい先日、生命保険の販売員から商品の説明を受ける時間がありました。


保険商品は『備え』という基本機能以外にも色んな特約があったり、金融商品的な要素があったりで、完璧に理解するのが難しい。
#シンプルにしてほしい
#理解する気も無い


真剣に覚えようとすれば理解できるのかもしれないけれど、普段使う知識でもないので、正直言ってあまり興味もありません。


一つ一つ丁寧に説明してくれるのは嬉しいけれど、話せば話すほど複雑になっていく話って聞いているのがしんどいですよね。


今日は、最終的には中身じゃなくて人が重要なんだよね~という当たり前の話です。


保険を商品そのものの魅力や内容で選択するという強者には響かない内容かもしれません。

保険屋さんとのやり取り

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さて、つい先日話を聞かせえてもらった保険の販売員さんは、すでに10年以上の付き合いがある方でした。


この方は私の親族と友人関係にあるので、他の会社の商品を見ることすらなくて、この方に全て一任してきました。


ところが最近になって、この方が若手の社員を連れて説明に来るようになったんです。


そろそろ引退されるのかなと思いつつ、別の仲の良い保険屋さんの会社に切り替えようかなと動いていたところ、新しい商品が出るから説明を受けてほしいと依頼があったので応えてきました。


説明を受ける場所として指定されたのは最寄りのファミレス。


こういう場所を指定するのは保険屋さんかマルチ商法の勧誘だけだよな~と思いつつ、少し早めに現地に行きました。
#周りが気になる
#事務所で良いのに


席に座って、飲み物を注文すると、昔話が始まって、5分くらいずっとマシンガントークを繰り広げていました笑
#いつものこと
#イキイキしていた


そこから、急に冷静になって資料を取り出しつつ説明を開始する保険屋さん。


7月から新しい内容に変わったので、どこがどう変わったのかを一つ一つ丁寧に説明していきました。


一通り話し終わったところで、分からない部分はありますか?と聞かれたので、『正直、内容についてはどうでもいいです』とお伝えしました。
#言い方
#言葉選びが下手


そもそも、保険商品は有事に備えておくためのものです。


何も起きていない今の時点で、詳しく説明されてもあまり興味を持てないし、理解する気も無い。


こちらが詳しく理解して、自分で選択する能力があるのであれば、そもそも保険屋さんに頼んだりしないで、自分で保険商品を組み合わせています。


ということで、そもそも私はその場で保険の内容を理解する必要など1ミリも無いと考えていました。
#極端かも
#難しいんだもん


保険屋さんに伝えたのは、
『保険の内容については正直よく分からないし、理解する気もありません。ただし、保険は何かあった時に使うものなので、困った時に連絡しやすい人を選びたいと考えています。』


私の話に大きく頷きながら答えてくれたので、理解してくれたんだと思います。


その上で、こう続けました。
『最近、若手の方を連れて来られていますが、あと何年やるつもりがありますか?』


私からの質問に、少し下を向きながら「早ければ1年以内で辞める。だから引継ぎをしている」と返してきた保険屋さん。


これを聞いて、少し残念な気持ちになりました。

人で選ぶということ

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現代は、情報そのものにはほとんど価値がなくて、知りたいことはスマホで調べたらすぐに知ることが出来る時代です。


だからこそ、手に取って比較できるような商品でもない限り、選択の基準には「誰から買うのか」という要素が関わってきます。


保険商品はこの最たるものだと思っています。


というのも、保険を利用する時は、自分自身のメンタルやフィジカルがやられている状態で連絡する可能性が高いから。


そんな時に、「この人に連絡するのは気を使うな~」と感じている人に、連絡を入れたくないですよね。


だからこそ、私は保険を選ぶ時にとにかく「人」を重視しています。


自動車保険に関しても10年以上同じ人に担当してもらっているし、その担当者は名古屋にいても大阪にいても横浜にいても福岡にいても、私の担当者を続けてくれています。
#こんな人いない
#頼りにしてます


恐らく、この人が退職するまでは自動車保険を切り替えることは無いと思います。


こんな考えなので、生命保険に関しても、そうしたいと思ってきたんです。


実は今回、この保険屋さんは(自分が辞めるから)保険を見直さなくていいように、終身型の商品を勧めてきました。


少なからず、私の意図を汲んでのことだということは理解しています。


けどね、そういうことじゃないじゃん。


こちらのステージが変化すれば、当然ですが100%マッチする商品は変わるはずです。


その都度、見直してくれて、最適な状態を維持してくれる人を選んでいるんです。


有事の時に、気軽に連絡出来て、対応してくれる人を選んでいるんです。


終身型で見直し不要な商品を提案するということは、暗に「会う必要はありませんよ~」ということを伝えるメッセージでもあります。


こんな提案が欲しくて、説明を聞きに行ったんじゃないんです。


このあたりをしっかりと話し、面倒を見てくれる「あなた」を選んでいるんだということを、伝えてきました。


そして、こう話しながらずっと考えていたことがあります。


私自身の仕事も、目に見えない”成果”を商品として扱っています。


ということは、仕事を依頼してくれている相手は、「コマリスト」という人を選んでくれている可能性が高いということ。
#ありがたい


今付き合っている相手にも、これから出会う相手にも、
「あなたを選んでいるんだ」と言ってもらえるような人でありたい。


まだまだ未熟な私ですが、人として選んで頂ける人間になれるように、もっともっと頑張ろうと思います。

じゃ、またね!

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