春、音楽、

私は普段、邦楽を好んで聴いているために「春に聴きたい邦楽」というタイトルをみた時に自然とダウンロードしていました。
今日はそんな私の友人が組んだプレイリストを紹介したいと思います。


新しい環境に慣れず、どこか急かされる毎日。
目に映る春はすでに意識の外にあったのですが、このプレイリストの曲が漂わせる"緩さ"は、どこか急ぎ足になっている私に春を愉しむ歩幅を教え、本来の春の調子を思い出させてくれた気がします。

そんな優しさや甘さの影にぼんやりとした怖さと奇妙さを感じるのもこのプレイリストの特徴の一つ。「おぼろげナイトクラブ」や「シムーン」には特になにかを誘発されました。

殆どが初めて聴く曲だったために歌詞を聞き取れないところが多々あったけど、その中でも聴こえた言葉一つ一つを勝手に春と結びつけて想像することがありました。まさにこれはテーマが設定されたプレイリストならではの愉しみ方だったんではないでしょうか、

制作者のイメージする"春"を自分の"春"と照らし合わせながら聴く体験はおそらくみなさんにとっても新鮮なものとなる、はず。

ゆっくりとした春の時間の流れを忘れつつあるこの新学期にぜひ聴いてみることをオススメします。

ではまた。

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