自分を知ることの大切さ
こんにちは。会社員フォトグラファーの まさです。
今日は、「自分自身を知ることの大切さと大変さ」について書いていこうと思います。
会社員やフォトグラファーとして仕事をしていく中で、自分は社交的で人当りがよく、コミュニケーションも取れるほうだと思っています。自分の短所についても理解していたつもりでした.
でも最近、自分が気づいていない特徴を言われることがあり、「自分って意外と自分のことを理解していないんだな」と思うようになりました.
人は自分のことをわかっているようで案外知らない
僕は自分のことをわかっているつもりで生きてきました。初めて自分について深く考えたのは就職活動をしていたとき.自分のことを見つめなおし、長所や短所について真剣に考えました.
長所としては忍耐力があったり、優しい、面白いなど、短所としては優柔不断、計画性がないところなどがありました.でもこれらは自分を構成するほんの一部でしかないです.
指摘をしてくれる周りの存在
自分自身のことを深く理解できていないと気づくようになったのは割と最近です.これは自分の周りにいる友達が指摘をしてくれたからです.
例えば、自分は言葉を話すときに話をすり替えるクセがあったりします.毎回すり替えるわけではなく、自分が心のどこかで「嫌だ」と感じる話題になったときに話題のすり替えが起きます.
正直、そのような話し方をしているという認識が自分の中にはなくて、指摘されるまで気づきませんでした.
また話を意図的に長くして話をうやむやにする、というクセもあるということがあり、今は認識しています.これをずっと無意識的にやっていたのだから驚きです.
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指摘してくれる人は本当にありがたい存在**
大人になって人のことを注意してくれたり、叱ってくれたりする人はかなり貴重な存在だと思います.子供のころは、家庭では親、学校では先生などが注意したり、叱ったりすることがあると思います.
しかし大人になってくると、人は関係性が薄い人には注意したり叱ったりすることがありません.注意することはエネルギーを使うからです.わざわざ自分のエネルギーを使ってまで、人に対して注意をすることはほとんどありません。
自分にとって大切な人であったり、その人のことを真剣に考えてくれている人でない限り、指摘をしてもらえることはないのでしょうか.ほとんどの場合は、何も言われないまま「そういう人だからしょうがない」とみられるだけだと思います.
周りから見える自分を知るためには
周りの人から自分がどのように見えているか、知ることができたらいいですよね.世の中にはそんな方法があります.それが「ジョハリの窓」です.
ジョハリの窓
ジョセフ・ルフト氏とハリントン・インガム氏の2人によって考案された心理学モデルの一つで、自己分析のために使われています。
自己分析と他人からの評価の2つの角度から自分を知ることができます.今まで自分が見えていなかった性格や人間性が、これを通すことでわかるようになります.
自分が完ぺきではないと認めること
完璧な人は世の中にはいません.人それぞれ特化している部分はあっても、それ以外のことまで完ぺきにこなせる人など存在しないでしょう.
だからこそ人に頼ることができます.人に頼ることでコミュニケーションを取ることができ、そうすることでお互いなんでも言い合える関係になることもあり得ます.
そうなれば相手のためを思って発言をすることができるようになり、相手の良いところ、悪いところを伝えてあげることができます.
これが相手自身のことを理解させてあげることにつながり、また自分自身の理解にもつながっていくと思います.
自分のことを知らないとどうなるのか?
自分のことを知らないと、自分のいいところも悪いところも答えることができず、自分に自信が持てなかったり、自尊心が無くなってしまったります.また自分の弱みを理解していないので、無理しすぎて精神を病んでしまう可能性や、弱いところを克服するという認識が働かなくなってしまいます.
ではどういった人が自分のことを知らなかったりするのでしょうか?それは次の心理学に関する知識を知ることで解決します.
ダニング=クルーガー効果
ダニング=クルーガー効果って知ってますか?
能力不足の人ほど、自分の能力不足に気づけない
つまり、能力が低い人ほど自分の能力を高く評価する傾向にあります。
結果として、自分は学ぶ必要はないという過信を与えてしまうので、注意が必要です.
自分も指摘を受けるまでは「自分はそこそこ出来ている」と思っていたところがあったのですが、近ごろは「出来ていないことがたくさんある」と思うようになりました.これは謙遜でもなんでもなく、本当にそう思うんですね.
ただこれで自信損失するのではなく、まずは自分のできているところ、できていないところを明確に理解することが大切だと思います.
今の自分を知り、理想の姿を追いかける
目標とする自分は理想の姿なので、今の自分とは全然違う存在だと思います.僕であれば、決断力がある、時間に厳しくなる等が理想の姿です.でも今の自分は理想の姿とは全然違います.
でもそれに気づけたことが理想の姿へ近づく、第一歩だと思います.現在の自分の姿がわからなければ、自分が理想とする姿とのギャップがわからず、どう近づいていくのかイメージが湧かないと思います.
なぜなぜ分析等をすることでも、ふだん表層でしか考えていないことを、もっと深層まで掘り下げていくことができます.
最後に
自分を知るということは生きていくうえで、とても大切なことだと思います.自分を知ることが、自分の存在を認め、自己肯定感が満たされ、自分を愛することにつながっていきます.
皆さんも自分自身のことを今一度、ちゃんと見つめ直してみてはいかがでしょうか.
以上です.
本日もお読み頂きましてありがとうございました.
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