Kiになるニュース 10/16 ~働き方や労働問題で気になったニュースをピックアップ~

昨日は日本郵政の事案について最高裁判決が。

◆扶養手当や休暇格差「不合理」 最高裁、日本郵便の契約社員訴訟

一連の判決についは産経新聞のニュースがわかりやすい。「特に手当の目的に着目し、「正社員と契約社員で、業務内容や配置変更の範囲に相応の違いがあることなどを考慮しても、格差は不合理」と判断」というところがポイントだと思う。

たとえば、年末年始手当などは正社員だろうが契約社員だろうが、年末年始の貴重な時間を使う、ということに変わりはない。

13日の2件の訴訟と対比する記事も散見される。

◆二つの最高裁判決、「個別事情」で明暗 待遇格差巡り

「明暗」と記事名にあって、結果的にはそうだけど、裁判所の言っていることは結局個別の事情に応じて制度設計しなければならない、ということだと思う。

今後の流れについてはこの記事に詳しい

◆非正規2000万人時代 待遇どう改善 格差「不合理」判決 「企業努力すべきだ」

最後に、今回の原告弁護団の弁

◆「時代の扉動く判決」日本郵便格差訴訟で原告会見 

西日本の弁護士は「完全勝利」、東日本は「賞与に関する訴えが認められず、悔しい」と。東日本の棗弁護士は一度講演を聞いたことがあるが、「らしい」言い方。

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