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Thirteen 花火🎇

一週間半ぶりに会った。

会わない間も電話をしたりLINEは毎日して

会えない時間が長い程あー好きだなあとおもったり電話して色んな話したり。

これはぷちエピソードだけど
付き合う前に2回目のデートで夜景が見たかったので大人のデートらしく夜景をホテルで泊まらなくても見たいなと言ったら
萌さんのこと大事にしたいからホテルはもう少し後にしよ!って言われて はっと気付かされたの。そうだ。これが正式だって。
私はいつの間にか付き合う前に手を繋ぎ抱かれる流れに前までのってしまっていたのだ。
きちんと告白をされてお付き合いをして
デートを重ねそれからホテルに行くのが正式だって。恋愛の概念を戻してくれたんだ。
逆に軽く見られないか心配だったけど
どうやら私が先走るくらい興味持ってることは嬉しかったみたい。
私はそんなに大事にされたこと久しくなかったし自分が相手に合わせることが多かったから
凄く嬉しかった。もしくは相手が流れに負けてしまうか。だから、私を本当に大事にしたいと思ってくれる素敵な人、冗談抜いて王子様にしか見えない。異性では初めてかもしれない。
だって男性はやりたがってるんだと思っていたから。やりたがってるだけではないけどその欲には勝てないと思っていたから。これって凄いことだなあって。
一人暮らしした時も俺は、できなくてもいちゃいちゃするだけでももえが幸せならそれでいいって言ってくれてものすごくびっくりした。
彼は彼の気持ちより私の気持ちを優先してくれるんだ。そんなの私だって同じで、でもやりたいでしょ?と聞くと可愛く、うん、そりゃあもちろん。って言うのがたまらない。

話は戻ると
久々に会えることになり地元に来てくれることになった。改札で待ち合わせ。
背の高いかっこいい人が降りてきたなあと思ったら彼だった。可愛い。

インドカレーを食べに行った。
私達は一緒にごはんを食べる時間が幸せ。
顔より大きなナンにカレーとサラダ
ラッシーがサービスでついてきた。
まだ食べ終わってから早かったので

花火をすることにした。

私の家からバケツとライターを持ってきて
コンビニで花火を買った。
夜の暗い階段を登り
公園に着いた。
犬の散歩をしてる人がちらほらといるくらいで
ほぼ私達二人だけだった。

やろー!となって彼が火をつけるために
近付いてくれた。
わかるかな。上から見下ろす彼の頭が可愛いとおもったり腕時計がライターの明かりでちらっと見えてたくましい手が見えたり、
キスをしてるドキドキとはまた違うドキドキ。
もし彼と学校が同じだったら文化祭とか
修学旅行とかこんな感じに近いのかな、とか。

この日があったから
学生空想物語を書きたくなったんだと思う。

花火に火がついて消えそうになったら
火をもらい
2人の夏が始まった気がした。

花火を選んで彼に次は何をやるの?
と顔をあげると ふいにキスされた。
幸せー!!
なんだ、、なんだ!?
この幸せな夜はなんだー!?
と心が嬉しそうに叫ぶ

二人で線香花火をした。
ぱちぱちなる花火の音。
この時間が止まればいいのに。

なんて思うのがドラマだけど
私達は必死に落ちないように手を止めた笑
結局ライターがなくなって
花火は半分残ってしまった。
PM9時 あと1時間くらい
私達の大切な付き合った桜の木の下まで歩いた。

ロマンチックと思うでしょ
実際は真っ暗でこわ泣が現実(笑)

お手洗い行く時も怖かったから
彼に歌をうたってもらったら
逆に怖いの(笑)

そして夏が近付いてとりあえず暑い。

まあ理想と現実こんなもの。

桜の木の下の坂を登り
芝生に二人で座り
君の名は。の音楽を流した。

もう少し涼しかったらもっと最高だった。
でも君といると頬が暑くなるから
そのせいかもしれない。
芝生に寝転んでキスをして
夜空を見上げた。

忘れられない
これからきらきら輝く夏が
顔を出してるのが私にはわかったから。

to be continued…


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