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【新しい働き方LAB自主企画】Webデザイナーが昔ながらの商店街の課題解決でコミニュティを活性化できるか?【研究計画書】

新しい働き方LAB第4期研究員のMarikoです。
今回は新しい働き方LAB、自主企画として、研究計画書を提出します!


◆実験の目的と背景

会社員時代からずっと思っていたのが、「まちづくりに関わる仕事が好き!」ということ。
そんな中、出産と共に引っ越してきたのが愛知県春日井市でした。
愛知県春日井市は「サボテンのまち」とうたってはいるものの、市民からの認知度は低く、地域の地元愛意識が少し低いのかなという(ちょっと勝手な)印象でした。

産休・育休を経て会社に復帰したのち、たまたまお仕事で出会ったのが商店街で地域のお土産やさんとして店舗を構えながら、「食用サボテン」を生産・販売するAさんです。
Aさんとのお仕事では「食べるサボテン」を野菜の新ブランドとして立ち上げブランディングをするという大変魅力的で面白い内容で、チームを組んで制作に挑ませていただきました。その成果でWebサイト・ショップの購買や、飲食店からの問い合わせも増え、地域での「食べるサボテン」の認知度も徐々にアップしてきました。

▼食べるサボテン 太陽の葉(オフィシャルサイト)

Aさんとお仕事させていただく中、Aさんが店舗を構える商店街に赴くことも増え、元々昔ながらの商店街という存在の抱える課題や、取り組みに以前から興味があったため、商店街のこともお手伝いできないかなと思いつつも会社員時代は直接仕事として商店街に関わる機会がないままでした。

そんな中、私の退職を機に、Aさんから商店街組合の仕事を手伝わないかと声をかけていただき、願ったり叶ったりな状態に!

イベントをお手伝いさせていただく中、運営にあたり昔ながらのままでいるだけでは、主にコミニュケーション面において大変だという危機感や課題を持っていることを聞きました。
そういった状況の中で自分のWEB制作やデザインの経験・IT知識等を通してどのような形で課題を解決できるのか、そしてその結果商店街というコミュニティをより活性化できるのかを、実験したいと思います。

◆検証したいこと

この実験を通じて検証したいことは、先にも書きましたが自分のWEB制作やデザインの経験・IT知識等を通してどのような形で課題を解決できるのか、そしてその結果商店街というコミュニティをより活性化できるのかです。

昔ながらの部分が残る商店街の中で抱える課題にどのような解決ができるのか、どのような結果に結びつくのかが実験の検証結果となります。

◆活動の概要

現状の課題と解決の方向性は下記になります。

・口頭のやり取りが多く誰が何をどうしたなどの記録が残らずお金の流れも曖昧になっている
・組合員への情報伝達が紙と手渡し・回覧板などアナログで手間がかかる
・イベント準備のやりとりが電話やFAX主体で情報の回収が大変
・サイトやSNSの状況がわからない(存在自体知らなかった)
・手書きのため会議の議事録が細かく付けられていない

・紙・アナログ主体の資料進行をデジタル化
・商店街のサイトやSNSの改善
・商店街のサイトやSNSのトラッキングツール導入
・イベントの運営・会計方法のデジタル導入
・コミニュケーションツールの新規導入・運営
・AIを使用した商店街内の業務改善施策

◆アウトプット・成果

実際に行うWebサイトの改善・更新や、発信・成果物、イベントの運営など。

◆実験の測定方法

サイトやSNSの更新内容・トラッキング結果の分析・レポート化
イベントに向けて実際に行ったこととイベント後の結果などをレポート化
アンケートなどの実施

◆スケジュール・進め方

5・6月 イベントに向けて運営方法の検討・運営ツールの導入・告知ツール制作
7月 導入後初回のイベント開催 結果を検証
8月 検証結果から改善後 2回目のイベント開催
9月 2回の検証結果から詰め、3回目のイベント(ハロウィン)の企画
10月 一番集客の大きいハロウィンイベント開催


◆終わりに

実際に商店街のお手伝いを始めてみて、アナログなところが多く残っているためか今までいた世界とは180度違うことばかりで、異世界転生並みにカルチャーショックを受け続けている状態です。

実はすでに6月に入っているため、7月のイベント開催に向けての取り組みを行っているところになります。果たしてどこまでできるのか、どのような結果になるのか、自分でもわかりません。
良い結果に結びつけられるよう、奮闘してまいります!

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