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制作実績|やまこ母のマヤ暦様のロゴマークができるまで

こちらは友人の事業「やまこ母のマヤ暦」のロゴ制作記録です。


まずはGoogleフォームで作ったヒアリングシートにどのようなイメージがいいか、色の希望があるか等を出来る範囲で回答していただきました。


飲食店のように象徴的なものはなく、クライアントである友人が大切にしていること、背景に見えることを可視化する必要がありました。

ライフワークとしてとても大切にしているものなので、この可視化する内容を考えることに一番時間をかけたと思います。

お互いにちいさいこどもの母なので、こどもをサポートしてあげたい気持ちがあり、やはりそこに喜びを感じるとのお話もあったのでそれをロゴマークの主題にしてみようと思いました。

そうして提案したのがこちらです。


アセット 1@4x-100


線のひとつひとつに意味を持たせました。


山が好きな友人なので「マヤ暦」と「やま」を同時に表現したいと思い、「MAYA」の中の「MA」の字体を山に見立てました。

「YA」で山から流れる川を表現。私たちが住んでいるこの地域は高い山に囲まれた自然豊かな土地なので、山と川に恵まれています。

友人はここに移住してきていて、この地域の活性化のためにブログで積極的に活動しているほどこの地での生活を楽しんでいるので、友人が好きなこの自然はぜひロゴマークに取り入れたいなと思っていました。


山の上には太陽と月に見立てた大きさの違う丸を配置。

私は個人的にラテンアメリカと縁があってメキシコとペルーに観光で訪れているのですが、そのときにマヤ文明のことは耳にたこができるほど見聞きしました。

メキシコでは「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」を見て登り、マヤ文明には「太陽と月」が欠かせない存在というイメージを持っていました。

調べてみるとマヤ暦鑑定はまた独自の文化ではあったのですが、マヤ暦をベースにしているということもあり、ささやかに要素を取り入れてみました。


そしてその太陽と月は大きさが違います。これが親子の大きさに見えるので、ここに「寄り添う親と子」の顔を描いたバージョンを作りました。

「やまこ母」なので母要素強めではありますが、さまざまな親子の形があることに配慮して女性的過ぎないように気をつけたつもりです。


その後ろにはふかふかの雲と布団に見立てた曲線を配置。

さらにその後ろに光を表現した集中線を配置することで、見る人に神秘的なイメージを持ってもらえるように考えました。


以上の内容で検討していただいた結果、修正して出来上がったのがこちらです。


マヤ暦中


白抜きバージョンと仕様書も用意。

曲線に沿わせる日本語フォントのバランスが本当に難しくて、何度も調整を重ねました。


納品後さっそく使ってくださっていて、とてもうれしいです!

ありがとう!

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