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流転

生と死の狭間に堕ちて
後悔の朝を待とう
声と詩の輪郭を描いて
期待の夜を迎えよう

ほっといてよ
今そんな気分じゃない
かまってよ
今ひとりにしないでよ

大人になった子供に
一体何を伝えよう
子供のような大人に
一体何て伝えよう

退屈さ
間違いなく
この世は裸足で歩けない
屁理屈さ
どうしようもなく
罵倒せずにはいられない

無い物ねだりをしたり
食わず嫌いをしてみたり

多くを求めすぎて
本当に必要なものが分からなくなる

とても窮屈な部屋の隅っこで
視覚で死角を見つめては
広い世界に憧れて
溜息ばかりが充満していく

欲しがったものは
こんなものじゃない

使い古された言葉の数々が、見知らぬ誰かに届くことで、また違った意味を持つと言うのなら、それはそれはとても尊いことにございます。